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大谷由里子さんの講演会( 元・吉本興業マネージャー)

大谷由里子さんの講演会( 元・吉本興業マネージャー)

有限会社 志縁塾 を主催し、NPO法人 笑いと幸せ研究所 を立ち上げられた
大谷由里子さんの講演会に行ってきました。

お正月明けの1/13 、会場は堺筋本町のテイジンホールでした。
少し早めに着いたので開場を待っていたところ、突然に大谷さんが登場、出版書籍にサインを書き始められました。
開演の少し前にサインとお客様(書籍などの購入者)への挨拶を止め、姿を消されました。

会場内ではモニターに大谷さんが関西テレビで早朝に放映している<テレビ寺子屋>に出演された時の模様を流していました。

そして開演。

自己紹介から始まりました。

大谷由里子さんは元・吉本興業のマネージャーさんで、最初に担当したのが横山やすしさん(やっさん)でした。
その後、宮川大助花子さんをマネージングされておられます。(いくよくるよさんに頼まれて)

そこから学んだことは、
“売れるタレントと売れないタレントとの違い”は“売れようとした人間しか売れない”ということでした。
一生懸命頑張れば、時代がチャンスをくれるし、逃げたら終わりなのです。

一番辛いのは“前”が見えないとき。そんな時には・・・次のように考えてみては?
“行動”は容易に変わるが“感情”は変わりにくい。
だから、ちょっと行動を変えてみると良いのです。

比べないといけないのは“他人と”ではなく、“昨日の自分”です。

“苦労”ノットイコール“不幸”です。

マネージャー時代に学んだ3つのこと
①人を盛り上げる大切さ
九州のスーパーでは社長が毎朝、社員からパートさんにまで『おはよう』と挨拶し、握手をします。

②本気でやる!!
マネージャーは“戦略”と“戦術”を立てるのが仕事。
本気でやっていると見えてくるものがある。
大谷さんの本気さを否定して扱った芸人さん 岡八郎さん 花き京 肯定した人 西川きよしさん

③逃げない

大切なこと
世の中の見方、切り口を意識しましょう。
自分の心が元気であることが大切です。

人生は良いことも続きますが、悪いことも続くものです。
“モノ”は持っては行けません。
持って行くべきものは“夢・志”

苦労や不幸にぶつかった時、『これは試されている』と考え、プラスに変えられる自分を持つことが大切。
また、何かを一生懸命にやっておいたら、後に“時代”がそれを求めてくれることがあります。

どん底の時に切り替えられる自分であること。

他人が営業をかけてくれることが非常に強い。(口コミの力)

時代に伴うマインドの違いを吉本興業を例にこのように評されました。
昔の吉本の社員は、自分が吉本に入って何か面白いことをしてやろうという考え方だった。
今の吉本の社員は、吉本には面白いものがあると思って入ってくる。これはどうか?

自分達が思いついたことを自分達で形にすることが、本当にプラスになるのです。

中途半端な人間でも、皆でやればきちんとしたものは出来ますし、何より、本気でやれば<奇跡>は起こるのです。

ハッピーの法則2007

1.やりたいことからやる
  時間の使い方が上手い人は“やりたいこと”からやる。
  下手な人は“やらねばならないこと”からやる。

2.思い出す
  忘れたことを思い出してやってみよう。
  “いまさら~”とは言うな、“今でも~”と言おう!

3.イメージする
  イメージしたものはかなっていくものである。
  幸せをイメージできない人は幸せにはなれない。
  ex)楽しい雑誌を読もう。前向きな記事からプラス思考へ

4.発想の転換
  ex)旭山動物園では“飼育係”を“飼育展示係”にすることで、自らで<展示方法>を考えるようにさせ、
    面白い展示方法の動物園となった。
    京都では伝統製品である西陣織りの生地でアロハシャツを作ったり、清水焼でワインサーバーを作り
       成功している。

5.長生きをする
  生きようと思って生きないとダメ。
  ex)建築家さんの場合、自分のものが作れるのは40代以降の話。だから少しでも長く現役でいないと、
       自分の作品が残せない。

6.キャラ変えをする
  自分はこうでないとダメと思うからしんどい。
    ちょっと変えるだけで見えてくるものが変わり広がりが持てる。

7.人に聞く
  抱え込まないで聞く。ただ、そのために<自分が聞きにいける>人を多く持っておくこと。
   
8.やってみる
  やって成功すれば、それに参加する人の輪も広がってくる。

9.勉強する
  “志”があるなら、知識があったほうが良い。
  ボキャブラリーが増えると会話が増え、知り合いが増えた。

10.やっぱり“笑い”
   “笑い”は人を元気にする。
   人は絶対に下を向いては笑えないものである。
   笑いの効果の例・・・
   吉本を観に来たお年寄りに見られることだが、劇場まで来るのに、杖をついて来ているにもかかわらず、
   帰りにはその杖を忘れて帰ってしまっていることが良くある。(杖なしでも帰れるくらい元気になった?)
  

最後に大谷さんと一緒に仕事をされている夏川達也さんが短い講演をされましたので追加しておきます。

この方は京大工学部卒業後、落語家の桂三枝さんに弟子入りしていたと言う経歴の持ち主でした。

“笑われる”と“笑わせる”は違う。

人を笑わせると言うのは非常にポジティブな行為であり、人をいい気分にさせることに繋がる。

ではなぜ人は笑うのか?(笑わせる事が出来るのか?)
人の笑いは何らかの緊張が緩和された時に起こるものである。

“予測”は裏切るが、“期待”は裏切らない。
人は日頃において常に“予測”をしながら生きている。(予測には緊張が付きまとう)

この予測を良い意味で裏切ってあげる事で、人は良い気分になる。(緊張が緩和される)

 ex)高そうなお店に行ったのに、案外安かった場合。
  落語や漫才での“オチ”(思わず『何でやねん』と突っ込んで笑っちゃうでしょ)

大谷由里子さんの著書 元気セラピー

 

 

 

 

 

 

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追記;講演後、アンケート用紙に記入したところ、後日、大谷さんの著書(サイン入)が送られてきました。
大谷由里子さんのサイン

 

 

 


有難い事です。

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