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梅雨の季節がやってきます(ワンちゃんへのフィラリア対策のお願い)

6月に入り、柳瀬製作所のある東大阪でも曇りがちのお天気が続き始めました。
いよいよ梅雨真近といった雰囲気です。

工場周辺に広がる田んぼにも水が入れられ、早苗が風に揺れる風景が見られます。
それと共にやってくるのがカルガモ、そして嬉しくないのが“蚊”です。

窓を開けておくと、こっそり進入して来て、知らない間にチクリ。
虫刺されの痒み止めのお薬は常備してあるのでなんとか対応しているのですが、そろそろ蚊取り線香や殺虫剤の使用も検討せねばといった状況です。

と、言うのが人間の場合。

一方、ワンちゃん達にとっては、蚊の飛び交うこれからはとても恐ろしい期間になります。

蚊が媒介者となってワンちゃんにフィラリアという病気をうつしてしまうのです。
(フィラリアと症状については鎖屋兄弟ブログの過去記事や検索などでご確認下さい。)

蚊取り線香や虫除け薬を使用しても蚊に刺されることを100%防ぐことは出来ません。
(人間ですらそうなんですから)
結局、ワンちゃんをこのフィラリアから確実に防ぐ方法は予防薬の継続投与しかないのです。

飼い主さんがご自身のワンちゃんに予防薬をきちんと投与しておけば、そのワンちゃんは蚊に咬まれてもフィラリア症になることはありませんし、そのワンちゃんの血を吸った蚊が別のワンちゃんを刺してもフィラリアをうつす事はありません。
飼い主さん一人一人がご自身のワンちゃんをしっかり守ってあげることで、ワンちゃん全体へのフィラリアのリスクも下がっていくのです。

フィラリアの予防薬は体重に合わせた量が処方されますし、処方前には、既にフィラリアが体内にいないかの血液検査を受けたりもします。
そのため、ペットショップなどでは扱われておらず、動物病院でしか貰うことが出来ません。
動物病院に連れて行くのは非常に手間な事かと思いますが、これから暑い時期を迎えますので、ワンちゃんの体調チェックを兼ねてフィラリアのお薬を貰いに行かれてはいかがでしょう。
予防薬についても、錠剤だけでなく、食べやすいタイプのお薬も出ているようですので、獣医さんに聞いて見られても良いかと思います。

ワンちゃんも、番犬や愛玩動物としてではなく、家族の一員として迎え入れられてきている家庭が殆どだと思います。
ワンちゃんも家族も笑顔で安心して6月から蚊の活動が収まる初冬までを過ごせますよう、鎖屋兄弟達からも、皆様のフィラリア対策を是非ともお願い致します。

レディ子の写真
我が家のA.コッカーは蚊が飛び始めていたので5月中旬に予防薬の投与を開始したのですが、獣医さんのお話では6月から12月までの投与で十分大丈夫との事でした。(早すぎるのは無駄だと叱られました)
まだこれからで十分間に合いますし、草むらでは蚊と共にノミやダニが増えますので、屋内飼育犬の場合には、人への被害を考慮してフロントラインのような市販のノミ・ダニ予防剤の投与も合わせてお願い致します。

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