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『高いから売れないんでしょうか?』 ペットショップで聞いたコメントから

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少し前の週末の事です。


ペットショップを覘いて来たと言う弟の直紀からこんな話を聞きました。


そのお店はトリミングをメインとしている小さな規模のお店でした。
お店の中には少量ずつですが、ペットグッズやドッグフード類も置いてありました。
そこで、オーナーさんに散歩の時にペットを繋ぐ引き紐(リード)のニーズについて尋ねたところ次のような返事が返って来ました。
『革製のものはあまり売れていません。ナイロン製(化繊、綿なども総称して表現されているようでした)の平紐も噛むワンちゃんだとすぐにダメにしてしまうから。ホームセンターでも買えるし。』と、ちょっとマイナスモードのお返事でした。
お店には鉄製の係留用チェーンも置いてあったそうです。


でもそうでしょうか?


市販のリードの中でも、表面に光沢があるビニール(化繊布のように編まれていないタイプ)の場合には切れ目や穴が生じると、その部分から見る見るうちにちぎれてしまう事はよくあります。
見た目が綺麗ですし、デザインも豊富なので結構見かけるタイプです。


化繊を編んだ平紐タイプの場合、デザインはパターン編みされているモノが多く、もしくは平紐上に綺麗なデザインの薄い布を縫い付けるか、または平紐上に直接印刷されたタイプが続きます。
皮革製の場合、引き紐(リード)になるとあまりカラフルな色のものは見かけられず、山吹色から茶色系か黒色が殆どです。


皮製の場合には確かに価格的にも高価になり、なかなか買ってもらえない商品かもしれません。


しかし、逆に値段が高い分、購入された方の取り扱い方も変わってくるんじゃないでしょうか。
安い商品は、やはり安いなりの扱い方になってしまうでしょう。
『また買い換えればいいや』と簡単に考えてしまう思考に。


高額な商品の場合にはやっぱりそうは行きません。
なるべくなら大事に長く使おうと考えるでしょう。


そこにチャンスが隠れていると思うのです。
例えば、トリミングに来られた際に、一緒に《無料》で首輪の“お手入れ”をしてあげるのです。
“お手入れ”と言ってもそれほど大層なものではありません。
薄いアルコール水を含ませた布地などで表面を拭き、革製品の場合には、同時に適度な水分を革に与えてから天然由来の保革オイルを塗ってあげるだけです。
その時、平紐や革、金具の状態をチェックしておいてあげるのです。


出来ればお各様にその作業をお見せし、お手入れ方法を教えてあげるのも良いかと思います。
これだけでもかなりの信頼が得られることでしょう。
実際、お手入れ方法を聞いても、それをきちんと実践し続けるお客様の数は・・・・?ですしね。


何よりお客様に喜んで頂ける事はとても嬉しい事ですから。


そして、紐や革に痛みが見られるようであれば、そこで初めて交換を薦めてあげるのです。
いままで、お店を訪れる度にお手入れをしてくれた人が言う事ですから、お客様の受け止め方も違っているかと思います。


そこで『そうね、じゃあ交換を』と言う事になれば、お客様の信頼が得られた証しです。
お店のファンになって頂ける可能性も生まれてきます。


地道な作業ですが、こうして少しずつお店のファンになってくれる方を増やしていけば、将来的には“口コミ”などの形でお客様ご自身が宣伝して下さり、さらに新しいお客様が生まれる可能性も出てきます。
(その分、紹介してくださったお客様のためにも、当然もっとしっかりしたお店になる責任はあります)


価格も重要ですが、どうする事がお客様にとって、よりプラスになるかを心がけた態度や行動もまた、価格と同じくらいに重要な事なのです。
厳しい時代だからこそ、そのことをもう一度考えてみませんか?
私達も日々、お客様そして自分達自身に対して“誠実”であるかを問うことを忘れず頑張ります。

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