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『お取引までには至りませんでしたが・・・、志し高き方からのお問い合わせ』

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先日、ステンレス製の角ナスカン、Dカン、ハーフチョーク、ナスカンの価格についてのお問い合わせをされた方がいらっしゃいました。
また、ナスカンに関しては、材質である“可鍛鋳鉄”と“SUS304”の違いについてと、大型犬のリード用としてはどちらが良いのかという質問もありました。
各々の製品の価格をお知らせし、ナスカンの『材質の 可鍛鋳鉄 と SUS304 とはどういうものですか?』との質問には、
『“可鍛鋳鉄”は“鉄”、“SUS304”は“ステンレス”の事とご理解頂いて差し支えありません。』とお伝えしました。
『大型犬のリードに使用するにはどちらが よいのでしょうか?』との質問については、 『強度の点では極端に大きく差が開く事はありません。若干、ステンレス製のほうが勝っている程度とお考え下さい。
ただし、鉄製の場合にはメッキ製品ですので、使用に伴うメッキの劣化による“錆”の問題が付きまといます。
コスト面を考えた場合には鉄製ナスカン、錆などを嫌うのであればステンレス製を、という使い分けになるかと思います。』とお伝え致しました。

お返事は次の通り。

『柳川 英毅 様

こんにちは
早速の丁寧な分かりやすい お返事をどうもありがとうございました。
いい商品を取り扱っておられるので 使用したいところですが、
どの部品も 私どもには高価なので、現時点では残念ながら
貴社の製品使用を断念することにしました。

ご丁寧にお答え下さいましたのに 誠に申し訳ありません。
お詫びと御礼を申します。
ありがとうございました。』

残念ながら商談は成立致しませんでした。

商品には価格設定が重要です。
その点では当然の判断かと思いますので、こればかりは致し方の無い事です。

ここまでのお話だけであればブログに掲載するようなお話ではないのですが、今回取り上げたのはこの方が行なっている商売の内容に感銘を受けたからなのです。

この方は『インクの首輪』というネット販売のショップを営んでおられます。
これだけであれば普通のお話ですが、実は作っておられる商品に特徴があります。

『インクの首輪』では首輪や胴輪、ロングリードやお散歩向けカバンなどの商品を手作りされているのですが、それに加えて、<ワンコの介護用>商品というものも製作されているのです。
手作りですので、それぞれのワンコに合わせたサイズで製作して下さいます。
首輪についても購入から1年以内のものについては材料交換の都合上、一部有料にてメンテナンスをしてもらえます。

さらに『インクの首輪』での売上げのうち、諸経費を差し引いた純利益分については<日本ライトハウス行動訓練所>という団体に寄付されておられるのです。
この<行動訓練所>という所は“盲導犬育成施設”で、そこでは盲導犬の育成、盲導犬との単独歩行訓練、盲導犬の啓発活動などを行っています。
大阪府の千早赤阪村という所にあり、7,221平方メートルの敷地には犬舎訓練棟、本館研修棟、そして2つのグラウンドがあり、また盲導犬の慰霊碑も建立してあるそうです。

また、ご本人は盲導犬になるためのワンコを預かり一定期間育てる里親ボランティア(パピーウォーカー)を長年務めておられます。
パピーワンコのユナちゃん

 

 

 

現在預かっておられるパピー、ユナちゃんの写真をお送り頂きました。

メールでのやり取りの最後にこの様な文章を書かれておられました。
『パピー達もやがては年をとっていきます。将来は育てた子達が盲導犬としての仕事を終えて引退してくるでしょう。来年度からは微力ながら引退犬のほうにも寄付を分配しようかとも考えております。(まだ未定ですが)』

ご自身にとっては必要な存在ではない“盲導犬”に対し、自分自身が出来る範囲で一生懸命にサポートをされているその姿勢に感銘を受けました。
以前書いた“ハチドリのひとしずく”の記事でご紹介した方に相通じる方と新たに出会えたことを嬉しく思います。

私共もサイトのトップページ下に里親募集のバナーを貼っておりますが、これからも何らかの形でワンコの為になる事をしていきたいと思います。

追記;<日本サービスドッグ協会>という団体では“引退補助犬の老後を応援するためのカレンダー”というものを販売されているそうです。
興味のある方はご覧になってみて下さい。

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