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15年間使用されたステンレス製係留用チェーンが戻ってきました。(係留用チェーンの使用実感 番外編)

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先月の後半の事です。
親戚から久しぶりに電話が掛かってきました。
話を伺うと、「15年以上飼っていた犬が亡くなったのだが、その犬を飼うにあたって、柳瀬製作所で作ってもらったステンレス製係留用チェーンが、15年以上使い続けられたので良かったらお返ししたい」という内容でした。
思い起こせば2000年前後に、「ダルメシアンを飼うのに8-9年使用したのですが」ということでご近所にお住まいの方がステンレス製係留用チェーンを持ってこられた事がありました。
その時の鎖はビックリするほど細く磨り減っており、鎖のコマ同士が触れ合う部分は磨り減りにより大きなくぼみが出来ていました。
ただ、それでも切れることなく鎖の形状を保っていた事に驚かされた記憶があったのですが・・・。
それ以上に長い15年の使用に耐えた鎖、どんな風に変わっているのか知りたくて届けてくれるようにお願いをしました。

そして月末近い頃だったでしょうか?その係留用チェーンを携えて親戚が訪ねてきました。
ワンコは屋内の駐車スペース部分で飼っていたとの事で、下はコンクリート打ちっぱなしの状態だったようです。

15年間使用された柳瀬製作所製のステンレス製係留用チェーン

拝見した所、線径2.5mmのステンレス製係留用チェーンで、全長は弊社規格サイズより長めの2mで作られていました。
ちょうど中型犬向きの係留用チェーンでした。

鎖は長年の使用でステンレスの光沢が失せ、ねずみ色になっていました。
駐車スペースのどこかにくぐっていたのでしょう、末端のTカン(手カン)がついた部分は光沢は無くなっているものの、製作当時の鎖の形状をとどめていました。
手カンに近い部分との磨り減り具合比較写真

そこから少し離れると鎖の表面や側面にはこすれによる磨耗が見られるようになりました。

長期使用に伴いやや楕円形に変形した丸カン

Tカン(手カン)から約40cmの位置には丸カンが組み込まれているのですが、両方の鎖方向から引っ張られていたため楕円形に変形していました。

丸カンを過ぎた辺りから鎖の磨り減り具合が大きくなりだし、丸カンから30cmほど先からは鎖の両面が完全に磨り減ってしまった形状になっていました。
そこから先はどんどん鎖の厚みが薄くなり、側面も削れ、まるで別形状の鎖のような様子になってきました。
係留用チェーンで擦り減りが大きい部分との比較写真

ただ、鎖一コマの長径(長いほうの外外の長さ)を測定してみるともともとの形状との差は殆どなく、“磨り減り”は起きても“伸び”は起きていない事が分かりました。
(鎖の内側が削れている為、全体としては伸びていますね。写真のコマ数と長さを比べてみて下さい。)
一番細く薄くなっている箇所では鎖の線径は0.5mmにまで減ってしまっていました。
ナスカン下部分からの鎖の磨り減り具合比較写真

ワンコの胸から首付近に近くなるにつれ、鎖の磨り減りは急激に小さくなってきました。
ナスカン表面は擦り傷や磨耗は見られるものの、形状的に大きな変化は認められませんでした。
リング部分が磨り減ってしまったステンレス製ナスカンナスカンの回転部分UP磨り減りは殆ど見られません

ただし、ナスカンのリング部分については鎖との連結箇所が大きくくぼんでいました。連結している鎖の方も接点に磨耗が認められました。
ナスカンの回転部分については磨耗は認められず、すっぽ抜けの心配は全くない状態でした。

今回のステンレス製係留用チェーンにより長年の使用に伴いどの箇所が減ってくるのかと言った生のデータが得られ、大変意義がありました。
この記事をご覧のお客様にとっても、弊社のステンレス製係留用チェーンが長期使用に耐えた一例として、チェーン購入の際の参考としていただければ幸いに思いますとともに、
今回の実例を参考に、日々の使用の中で点検確認すべき箇所の目安としてご利用頂ければ良い嬉しく思います。

最後に、今回のデータを残してくれた親戚とそのワンコに感謝致します。有り難うございました。

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