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大きな天然鮎の写真が届きました。(お客様からの報告)

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今週初め、お客様からメール添付の形で写真が送られてきました。
開けてみると、ご覧のように19cmを超える立派な鮎の写真でした。

19cmを超える大きな天然鮎

実はこのお客様からは7月上旬に『ステンレス製丸カンを長く連結したものを作っていただけませんか?』と言うお問い合わせをいただいていたのです。

事情をお伺いした所、『投網の重りとして丸カンを連結したものを使用しているのだが、川で投網を行なっていると、川底の石に当たり、丸カンが変形したり熔接面からパカッと丸カンが割れてしまう。製作を依頼した所に問い合わせると、「熔接の方法上起きてしまう」との返事で困っていた』とのことでした。
材質は鉄なので錆の発生でも困っているとのことでした。

変形は材料の鉄の固さによる所が大きいですが、熔接面からパカッと割れると言う点に関しては、原因が想像出来ました。

鉄やステンレスなどの金属を曲げると、若干ですが元に戻ろうとする力が発生します。“応力”や“ひずみ”と呼ばれるものがこれに該当すると思われます。
この戻ろうとする力をなくす為には本来曲げる位置よりも少しだけ多く曲げ、そこから本来曲げようとした位置で戻してあげる事によって解消出来ます。
このお客様が以前製作を依頼していた工場ではたぶんこの“少しだけ多く曲げて戻す”と言う作業をせず、直接切り口を合わせた時点で熔接をしておられたのだと思います。
そのため、熔接面にはずっとこの“ひずみ”が残ったままになっており、石にぶつかった瞬間、熔接具合の弱いところでは、バネやゼンマイが戻ろうとするかのように力が働き、パカッと割れてしまった事が推測されました。

弊社で金具類を製作する場合には、必ずこのひずみが残らないように切り口を合わせてから熔接をしているのでお悩みのような“割れ”現象は起きないはずです。

投網の重り用として線径3.0mm 内径20mmの丸カン(STPM-3020)を1100個繋いだ丸カンチェーンを製作しお送りさせて頂きました。(価格は送料を含めて5万円弱になりました)

そのお客様からのお写真だったのです。
鮎の写真と共に投網の写真もお送り下さいました。

ステンレス丸カンを繋げたチェーンを使用した投網

メールには
『ご報告させていただきます。
ステンレス製丸カンチェーン使用した投網が16日に完成いたしました。
正確には15日には形としては仕上がってはいたのですが、試し打ちしておらず、ナイロンラインが耐えられるかどうか
心配でしたが、案の定耐えられず・・・(^^;)
その日のうちに再計算しナイロンライン強度の見直しを経て完成いたしました。
早速、16日鮎漁に出ましたが、先月からの長雨の影響があり数はあまり取れませんでしたが大型の鮎がとれました。
ステンレス製という特性を生かした(さびない、わっかが変形しない、磨耗に強い、環境に影響しない)いいものができました。
ありがとうございました。』

“ナイロンラインの強度の見直し”、投網製作の技術をお持ちの方だったのですね。投網もまた細かい作業を要する商品だと思われますので1日で作り直されたのは凄い事です。

今回のお客様は富山県の方だったのですが、今年の天候不順は日本各地に影響している事が今回のお返事でも伝わってきました。

大阪ではセミの鳴き声もめっきり少なくなり、秋の訪れが近い事を感じさせられます。
秋になるとまた長雨が降りやすくもなりますので、梅雨から夏にかけて雨が多かった地域の皆様にはくれぐれもご注意をしていていただきたいと思います。
(どれだけ人間が頑張っても自然の力にはやっぱり勝てませんから)

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