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梅雨を過ごした金具類の状況はいかがですか?(夏前の点検のすすすめ その1)

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海の日が過ぎた今週、各地から梅雨明けの便りが聞かれるようになってきました。
鎖屋兄弟達の柳瀬製作所がある東大阪市も火曜日に梅雨明けが宣言されました。
大阪は土曜日から一気にセミの鳴き声が聞こえ始め、日曜日の午後以降は真夏のような日差しと気温が続いていましたので、梅雨明け宣言を知った時には『ああ、やっぱりね』といった印象でした。

梅雨が明けるといよいよ夏本番。ワンコを伴ってのお出掛けなどされる機会もあるのではないでしょうか?

その前に梅雨の間使ってきた金具類にちょっと目をやってみませんか?

まず最初に確認して頂きたいのが<ナスカン>類です。
これはワンちゃんと飼い主さんやワンちゃんの飼育環境とを繋ぐ一番重要な金具です。

市販品の多くが鉄素材や亜鉛ダイキャスト、真鍮素材にメッキ処理を施したものかと思われます。
これら商品は差こそあれ、いずれも水濡れや湿度のより錆の発生が懸念されます。

梅雨シーズンを過ごしたナスカン、次のようなことは起こっていませんか?

一度手元でご確認下さい。鉄素材の場合には小さな赤茶色の斑点が出来ているかもしれません。
経年使用でメッキ変性、錆発生が起こったナスカンと新品ナスカン
亜鉛ダイキャストの場合には粉っぽい感じがするねずみ色や暗い灰色の変色箇所として現れることが多いです。
雨ざらしによりメッキが失われた角ナスカンと新品
真ちゅう製の場合には緑色っぽい緑青状のものが出来ているかもしれません。
小さなものであれば、布などで拭き取ったり尖ったもので注意しながら変色場所を削って取り除き、その部分を防錆剤や潤滑剤を染み込ませた布でよく拭いてあげると、錆の進行を遅らせることが出来ます。

但し、その箇所は錆が出来やすい箇所なので、天気や湿度の状況に合わせて、その後も定期的に拭いてあげて下さい。
ナスカンを水洗いした場合には、開閉ピン内部や回転部分の内側まで良く乾燥させてから上述の方法で錆を予防して下さい。
ナスカン稼働部への潤滑スプレー注入
潤滑剤を吹き込むのも錆と磨耗を抑える有効な手段です。
ワンちゃんが舐めたり皮膚に触れたりする可能性がある場所の場合には、蜜蝋などの体への影響の小さい天然のワックス剤を染み込ませた布でこまめに拭いてもらうと、概ね錆の進行を遅らせる事が出来るはずです。

使用に伴う磨耗もありますので、ナスカンの稼動部(開閉ピンや下部の回転リング)の確認も一緒にお願い致します。
稼働部に砂や小石が詰まっていると誤動作や磨耗を早める原因となりますので使い古しの歯ブラシ等を利用して取り除いて下さい。

鉄製の場合には黒っぽい金属色や赤錆系の色が見られた場合には生地が見えてきている状態です。
回転部内部のメッキが薄くなった状態
亜鉛ダイキャスト製品の場合には灰色に見える部分はメッキ膜が磨り減って生地が見えてきている状態です。
真鍮製の場合には金色っぽいもしくは茶色味を帯びた黄色、または緑青系の色をしていた場合には生地が見えてきている状態です。
真鍮生地とクロム色メッキ済みナスカンの比較
この部分についても上述の処理をお勧め致します。

また、ステンレス製品も経年使用に伴い、表面の光沢がくすんでまいります。
雨ざらしで光沢が低下したステンレス製ナスカンと新品
そのような場合には市販のステンレス用研磨剤(なるべく研磨剤の細かいタイプをお勧め致します)を布などに染み込ませてやさしく磨いて頂ければ、ある程度まで光沢が戻ってまいります。

使用環境に存在する鉄分の影響でステンレスの表面に出来た“もらい錆”もこの方法である程度までは落とせると思います。

研磨剤使用後は、家庭用の食器用洗剤等でよく洗い流して下さい。
(ペット用や肌に触れるようなご使用の場合は必ずよく洗い流して下さい)

お手入れや確認を行い、長く安全にナスカンをご使用頂ければと思います。

使用上でご不明な点などがございましたらいつでもお気軽に柳瀬製作所までお問い合わせ下さい。

今年の夏も皆様がワンちゃん達と楽しく素敵な日々が送れますように。
蚊が飛び交う季節ですのでフィラリア対策を是非お忘れなくお願い致します。

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