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中型のミックス犬用に長い係留用チェーンをお作りさせて頂きました

まだ寒い日が続いていますが、周りに目をやると、ふとしたところに花が咲いていたり、草の芽が吹き出していたり、枝先のつぼみが少し膨らんでいたりといった具合で、自然は着実に春に向かって進んでいることが分かります。
私達よりも地面と直接接する機会が多いワンコ達もそろそろ春の訪れを感じてきているのではないでしょうか?

さて、今回は、お家にワンちゃんを繋いで遊ばせてあげる場所がある方から係留用チェーンのお問い合わせを頂きました。
体重は10~15キロ、中型犬の雑種犬(ミックス犬)で4mぐらいの鎖を探しておられるとのことでした。

このサイズであれば、線径2.5~3mmのチェーンで大丈夫。
引っ張り強さや地面の状況を少し厳しめに想定し、線径3㎜のチェーンを使用して全長4mの係留用チェーンを製作する形でご提案させて頂きました。
その後、チェーンの全長を30㎝長くした場合でのお問合せを頂き、回答させて頂きました。

少し日にちが経ってから全長4.3mでの製作を承りました。

しかし、ご注文を受けた日の営業時間後に、以下のメールが届いていました。
『注文してから申し訳ないのですが、気になることが2つあります。
 この前体重をはかったら16キロあり、引っ張る力も強く、
 今まで、ホームセンターで購入したワイヤーを3回も切りました。
 3mmのチェーンで強度は大丈夫でしょうか。』

きっと今が成長期なのでしょう、最初のお問合せ時に比べて体重が増加しているうえに、引っ張る力も強くなってきていて、おまけに市販のワイヤーを3回も切ってしまっているとなると、発注後とはいえ、やっぱり心配に思われるのも至極当然かと思います。

市販の係留用ワイヤーは細いもので線径3㎜程度、大型犬向けだと6㎜以上のものも販売されています。
一般的には線径4㎜程度のワイヤーを購入される方が多い印象を受けます。
それが3回も切れてしまっているとなると、チェーンの線径3㎜という太さに不安に感じられたのでしょう。

そこで、次のようにお返事させて頂きました。
「ワンちゃんの体重とMixワンコとからしますと、引っ張り強度の点では線径3.0㎜チェーンで大丈夫です。

但し、ワイヤーと同様に、チェーンも地面との擦れで摩耗してまいります。
土や芝生などの地面か、石混じりや砂利敷き、コンクリートで固めた状態かなどで、擦り減り具合は変わってまいります。

ワイヤーは細い線を撚り合わせた構造のため、1本が切れだすと連鎖的に切れが進み千切れてしまいます。
チェーンの場合はワイヤーと違って、太い1本の線で出来ているので、擦り減りが進んでもすぐに切れることはありません。

チェーンの擦り減り具合はワンちゃんの日頃の動き回り方と地面との状況によるため、正直なところ、千差万別です。

より安全を重視されるのであれば、擦り切れるまでに時間が掛かる線径4.0㎜に変更されるのも1つの手段かと思います。」

という事で、線径4㎜のマンテルチェーンで製作した場合のお値段も提示させて頂きました。

結果、線径3㎜のマンテルチェーンで製作させて頂く事になりました。

中型犬用の長い係留チェーン

ステンレス製マンテルタイプ回転カン付き係留用チェーン 特注品

STGMK-3.0 SW × 4.3m T-M ¥12,000(消費税と送料が別途掛かります 2017年春時点での価格です)

線径3㎜全長4.3mのステンレス製係留用チェーン

係留用ワイヤーについては、ワイヤー本体に曲がり癖が付きやすい性質が、擦り減りを早める大きな原因となります。

チェーンタイプの場合も、捻じれが溜まってきた箇所が集中的に擦れてしまうという弱点があります。

ワイヤーの場合には、曲がり癖がついたり被覆ビニールが擦り切れてしまった箇所をこまめにビニルテープなどで補修し続けることで、チェーンの場合には捻じれが溜まってきたら、こまめに捻じれを開放してあげることで、それぞれ寿命を延ばす事が可能です。
どちらも、大切な家族であるワンちゃんを繋ぐ道具ですので、毎日のお散歩やじゃれ合いっこの後などに、チェックと補修や捻じれ開放を習慣づけて頂ければ有難いです。

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