TOP CHAIN 柳瀬製作所の西側には農家さんの田んぼを挟んで遊水池緑地用の土地が広がっています。
1期工事後、予備の遊水池緑地用の土地は遺跡発掘調査を行った後、鉄板の塀で囲まれ長く放置されていました。
中ではススキの群生が形成され、工場の2階から見ると、秋の夕暮れにはキラキラ輝いてとても綺麗でした。
昨年の晩秋頃から突然造成工事が始まり、鉄板の塀は撤去されたのですが、遊水池の割にはその殆どが周りの地面の高さとさほど変わらない感じ。
かわいらしい土手で囲われているので辛うじて“貯水可能です!”という印象でしょうか。
測量を何度も行いながらブルドーザーで整地しているので、「やけに平らにすることにこだわった工事だなあ」と思っていたのですが、先月から突然、地面にたくさんの金属パイプが並べられ、パイプを打ち込む作業、そして何やら台座のようなものが組み上げられていきました。
近くにある花園ラグビー場でラグビーワールドカップの開催が決定したので、PR用の看板設置や関連施設の建設準備なのかなあ?と想像していたのですが、パイプ組みの簡易的な台座に載せられ始めたのは、黒っぽいパネルでした。
“太陽光パネル”です。どうやらこの敷地を利用した太陽光発電所を設置するようです。
遊水緑地の工事は大阪府が主体の事業だったかと思います。
大阪中央市場への太陽光発電所設置と市場への給電(売電)のように、この施設で発電した電力は、関西電力へ売電するのではなく、是非、弊社を含めた近隣の町工場や府立高校、住宅地へ給電(売電)してもらいたいです。
田畑も多く残るこの地域です。
弊社を含めた近隣の町工場としても、自然を利用した“太陽光発電生まれの電力”で作った製品としてPR出来れば、他社製品との区別化の点で有効的な効果が期待出来ると思います。
『この発電所設置がどのような形で進行していくのか?』と期待してたのですが・・・。
6月上旬に増設された電柱から、関西電力の電柱へ接続されて給電が開始されたようでした。ちょっと残念です。
割合大きな発電施設ですので、生駒山を越えて大阪空港へ向かう飛行機の場合、右側の窓から見える可能性は大きいと思います。
見つける場合の目標としては、この施設より少し北側にある給水塔を目印にしてもらえると分かりやすいかと思います。
TOP CHAIN 柳瀬製作所は発電施設と道路を挟んですぐ東側の二棟続きの工場です。太陽光発電所と一緒に見つけてもらえれば嬉しいです!