5月も半ばを過ぎ、工場周囲に広がる田んぼでは、田起こしと共に苗床の準備が見られるようになりました。
掘り起こされた田んぼの上ではケリが卵を温めています。
水が入れられる前に雛が孵らないといけないので、お母さん(お父さん?)は大変です。
(雨降りでもじっとそのままの姿には胸がきゅっとします)
傍ではカラスが狙っていたりするのですが、こればかりは自然に任せるしかないので、心の中で応援するしかありません。
さて、今回は、以前ステンレス製係留用チェーンをご注文頂いた方から、切れてしまったのでもう一度同じようなチェーンを作ってもらいたいとのお問い合わせを頂きました。
『切れたリードをよく見てみると、回転する金具から犬の首輪のところまでの先端がかなりすり減っていました。
たぶん日頃の動きですり減ったのですね…。』と、チェーンの状況もお知らせ下さいました。
調べてみましたところ、2012年10月頃に製作させて頂いておりましたので、6年7ヶ月程経過しているようです。
中型犬用には太いチェーンなのですが、ワンちゃんによっては、そろそろ擦り切れてしまってもおかしくないタイミングかと思います。
チェーンの擦り減りは場所によって差が生じてきます。
回転カンから前方、特にワンちゃんの前脚付近から後ろ方向へ1m程度の範囲の擦り減り具合が大きくなる傾向があります。
一方、回転カンから後ろ部分の擦り減りが殆どないようでしたら、そちらの部分はそのまま再利用して、回転カンからナスカン部分までを新たに作り直すことも可能です。
そのため、「もしよろしければ、回転カンよりも後ろ部分のチェーンの擦り減り具合をチェックしてみて下さい。」とのお返事を付け加えさせて頂きました。
ちなみに前回は線径4.0mmのチェーンを使用し、全長約4.5mでお作りさせて頂いておりました。
『今は仮で市販の大型犬用のワイヤーのリードにとりあえずくくっています。
ただ、以前ワイヤーのも切れてしまったことがあるので、内心ひやひやしています。』
元気なワンちゃんでしたので、ご安心頂くためにも、出来るだけ急いで製作しなければなりません。
ご希望長さについては、祖父母や親戚の方々に可愛がってもらった際に、ワンちゃんが嬉しくて走り回るため、高齢の方には足元が少し危ないかと感じられ、3m程度でお考えとの事でした。
係留固定時には、柱などに回す(巻く)分の長さが全長から減ってしまう事もあり、今回は全長3.5mになるようにお作りさせて頂く事になりました。
今回製作させて頂いたステンレス製係留用チェーンの内容は次の通りです。
ステンレス製係留用チェーン Tカンタイプ
STGMK-4.0 SW × 3.5m T-M ¥14,200(税・送料別)(2019年春の価格です)
係留用チェーン到着後、『3.5mでも十分です。嬉しそうに走り回っています。』とのお返事を頂きました。
5月の清々しいお天気の下、新調した係留用チェーン、そして一緒に新築された犬小屋で、気持ちよく過ごして下さいね。
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