2022年のTOP CHAIN 柳瀬製作所は5日から今年の営業を開始しました。
今年の大阪は昨年と同様に、大晦日から元日にかけてぐっと冷え込み、それ以降も雨や雪は降らないものの、晴れたり曇ったりのすっきりしないお天気でしたが、4日の日は青空が広がる穏やかなお天気となりました。
この日もお昼前から、小学5年生の娘を伴って、(三輪明神)へ初詣へ出掛けて来ました。
昨年と同様に近鉄電車に乗って桜井駅まで行き、そこから単線のJR万葉まほろば線に乗り換えてJR三輪駅へ行くルートを利用しました。
ニュースでは、今年は初詣に出掛ける方が多いと聞いていたので、停車駅数の少ない急行電車は使わず、準急電車を利用して桜井駅まで向かいました。
結局、近鉄、JR共に車内の混雑はなく、平日の日中のような印象でした。
今年も、道中にあるおめでたい名前の駅を紹介致します。(読み方もそのままなので、美味しそうと思う人の方が多いかもしれませんね)
参道の雰囲気はというと、今年もお隣同士の間隔を取った状態で屋台が並んでいました。
昨年までは土の道だった左端の参道部分は、きれいな道路に整備されていました。
その影響でしょうか?毎年同じ場所で出店していた地元のお肉屋さんが揚げる<みわコロッケ>の屋台はありませんでした。
(原因は後程判明しました)
三輪明神と書かれた額が掲げられた大神神社の二の鳥居(木製鳥居)をくぐり、引き締まった空気感の中、参道を登っていきます。
今年も入ってすぐの場所に仮設の手水所が設置されていました。
三密を回避するために、拝殿の階段下に設けられている手水舎は今年も閉鎖されているようです。
(実際には一部だけ解放されており、そこで手を清めさせて頂きました)
道中、古神符納所で、工場に1年間置かせて頂いた古いお札を返して、拝殿へと進みます。
ここでも、人との接触を避けるため、今年も自分でお札を納める形式に変更されていました。
昨年と比べ、参道では小型犬から大型犬まで、多くのワンコ達に出会いました。
手水舎前にも黒柴君が一頭。
一緒に拝殿へと続く石の階段を上っていくことになりました。
階段をのぼり、大注連縄をくぐって、拝殿へ向かいます。
初詣の参拝者は、やはり昨年よりは少し多い感じです。
拝殿周辺にも複数匹のワンちゃんがいました。
拝殿の前でも別の黒柴ちゃんとばったり。
拝殿にも大きな変化が見られました。
去年と同様、一昨年までは拝殿のすぐ前に設置されていたお札やお守りのお渡し所はなく、廊下を含めた拝殿前面に掛けられていた薄手のネット類も無く、拝殿の中まではっきり見えました。
拝殿右に掲げられる今年の干支の大絵馬には、人間の表情にも似た劇画チックな顔つきの虎が描かれていました。
尻尾が先端に向かうほど細くなっていて、ネズミチックな印象でちょっと残念。
ホントの虎さんはこんな感じ。
あくまで<寅>なので、これはこれで有りなのかもしれませんね。
拝殿へ詣でた後は、順路に沿って、なでうさぎのお社と願いを書き込む大絵馬へ向かいます。
ところが・・・。
コロナ対策で、今年も、なでウサギのお社は撤去され、願い事を書く大絵馬もなしでした。
去年と同じく、大神神社の祈祷殿の前には大きなテントが複数設置され、そこで祈祷の受付が行われていました。
20年間見てきた光景に戻るにはまだ時間が掛かりそうです。
初おみくじを引く場所でも、昨年と同様にコロナ対策のため、おみくじの棒が入った筒はなくなり、代わりにモニターとセンサーが用意されていました。
このセンサーの上で手を振る事により、モニターの中でおみくじの筒を持ったうさぎが筒を振り、出たおみくじの番号が表示される形式になっていました。
娘が引いた結果は・・・今年も<大吉>でした。おめでとう!
この後は、三輪山を少しのぼり、狭井(さい)神社へお参りしました。
お社の後ろ付近にあるお神水飲み場は閉鎖され、お社から離れた場所に臨時の拝戴所が設けられていました。
そこで、小さな紙コップにお水を入れて頂きました。
この後、久延彦(くえひこ)神社へと山道を移動します。
竹藪に囲まれる形で久延彦(くえひこ)神社のお社は建っています。
ここからは、大神神社の大鳥居を中心として周辺の奈良盆地が良く見えます。
学問成就をお祈りし、受験のお守りを購入してから、竹藪の中を通る急な石の階段を下ってお参りを終えました。
二の鳥居まで下る途中にある若宮(お寺から神社へと変わったのだそうです。確かに建物もお寺の形状をしていますね。)に立ち寄ってみました。
こちらの獅子狛犬さんの尻尾は、私が行ったことのある大阪の神社では見たことのない形状でした。
若宮からまっすぐに進むと二の鳥居の前に到着します。
今年の二の鳥居から一の鳥居までの屋台の様子です。
やはり今年も食べ物の屋台が圧倒的に多かったです。
昨夏以降、大人気となった鬼滅の刃グッズを扱う屋台も1軒出ていました。
JR三輪駅近くにある、<みむろ>というもなか菓子を扱う和菓子屋さんでは、今年も干支にまつわるものが飾られていました。
娘の希望を叶えるため、まずはJR三輪駅のそばにあるお肉屋さんに行き、恒例となっている揚げたての<ミワコロッケ>を購入してパクリ。
お腹の“虫養い”をしてから<栄寿司>さんに移動し、恒例となっている、にゅう麺を頂きました。
にゅう麺とお寿司がセットになったランチを注文。
今年はお客様の出足も好調なのか、お店の中は常に数組のお客さまがいらっしゃいました。
家族のお土産用に鯖の棒寿司を2本購入(こちらも一本当たり¥100アップ)して帰路につきました。
駅までの道中、娘は再びミワコロッケを購入してパクリ。
JR三輪駅では、足元に去年もお出迎えしてくれたシカの誘導マークがありました。
概ね穏やかなお天気の下でお詣りすることが出来、有り難かったです。
今年は記事にするのが大幅に遅れてしまいましたが、今回のブログ記事を通じて、ご覧頂いた皆さまにも初詣と同じご利益があれば嬉しいです。
追記
近鉄駅構内の改札口すぐ横に設置されていたコインロッカーには弊社のコインロッカー用チェーンが使用されていました。