2023年のTOP CHAIN 柳瀬製作所は6日から今年の営業を開始しました。
年末から年始にかけての大阪は、日中は比較的暖かで晴れ晴れ間の多いお天気が続きました。
今年は高校一年生の息子と小学6年生の娘を伴って、5日のお昼過ぎから大神神社(三輪明神)へ初詣へ出掛けて来ました。
昨年と同様に近鉄電車に乗って桜井駅まで行き、そこから単線のJR万葉まほろば線に乗り換えてJR三輪駅へ行くルートを利用しました。
行動制限が緩和されていましたので、混雑する可能性を考え、今年も、準急電車を利用して桜井駅まで向かうことにしました。
近鉄、JR共に車内の混雑はなく、平日の日中のような静かな印象でした。
今年も、道中にある<大福>というおめでたい名前の駅名板をパシャリ。
JR三輪駅や参道でも人通りが途切れることはないものの、混雑は殆ど感じられませんでした。
参道の雰囲気はというと、昨年と同様に、お隣同士の間隔を取った状態で屋台が並んでいました。
今年は地元のお肉屋さんが揚げる<みわコロッケ>の屋台は少し出店場所を移動して再び参道沿いに出店していました。
JR三輪駅前の実店舗はシャッターが閉まっていて、「今年はコロッケが食べられないのか?」とドキッとしましたが、屋台で伺ったところ『今日はコロッケ作りのためにお休みしています』と教えて下さいました。
早速、恒例のコロッケを1個ずつパクパク食べ歩きしながら鳥居を目指しました。
物価高騰の影響はコロッケにも表れていて、値段は通常のコロッケが¥50アップの¥150、みわコロッケが¥100アップの¥300になっていました。
三輪明神と書かれた額が掲げられた大神神社の二の鳥居(木製鳥居)をくぐり、引き締まった空気感の中、参道を登っていきます。
今年も入ってすぐの場所に仮設の手水所が設置されていました。(使っておられる方は殆どいらっしゃいませんでした。)
拝殿の階段下に設けられている手水舎は、今年も大幅に縮小された形で解放されていましたので、そこで手を清めさせて頂きました。
道中、古神符納所で、工場に1年間置かせて頂いた古いお札を返して、拝殿へと進みます。
ここでも、人との接触を避けるため、今年も自分でお札を納める形式に変更されていました。
境内では今年も小型犬から大型犬までのワンコ達に出会いましたが、頭数は少なかったです。
階段をのぼり、大注連縄をくぐって、拝殿へ向かいます。
初詣の参拝者は、昨年より少し少ない印象でした。
去年と同様、以前は拝殿のすぐ前に設置されていたお札やお守りのお渡し所はなく、廊下を含めた拝殿前面に掛けられていた薄手のネット類も無く、拝殿の中まではっきり見えました。
拝殿右に掲げられる今年の干支の大絵馬には、人間の表情にも似た劇画チックな顔つきのウサギが描かれていました。
昨年の寅の大絵馬もこんな印象の絵でした。
暫くはこのタッチの干支の大絵馬が続くのかもしれませんね。
拝殿へ詣でた後は、順路に沿って、大神神社の祈祷殿へ向かいます。
今年も願い事を書き込む大絵馬は設置されていませんでしたが、<なでうさぎ>のお社は設置されていました。
3年ぶりに家族でなでうさぎさんを撫でることが出来ました。
末期の肝臓がんでも頑張って生きてくれている我が家の柴犬さん(この1月で14歳になります)のために、お腹のあたりを撫でてきました。
去年と同じく、大神神社の祈祷殿の前には大きなテントが複数設置され、そこで祈祷の受付が行われていました。
祈祷殿の傍では2頭のホワイトシェパードと遭遇しました。
この後は、三輪山を少しのぼり、狭井(さい)神社へお参りしました。
途中の参道では2頭のダックスちゃんと遭遇しました。
お社の後ろ付近にあるお神水飲み場は今年も閉鎖されており、去年と同様にお社から離れた場所に臨時の拝戴所が設けられていました。
そこで、設置されている小さな紙コップにお水を入れ、飲ませて頂きました。
この後、久延彦(くえひこ)神社へと山道を移動します。
途中の展望エリアで大和三山と奈良盆地を眺めてから道を進みました。
道中には三輪山に自生している<ササユリ>を保護している場所がありました。
竹藪に囲まれる形で建っている久延彦(くえひこ)神社のお社に到着。
ここからは、大神神社の大鳥居を中心として周辺の奈良盆地が良く見えます。
チワワちゃんも1頭やってきていました。
昨年のお礼参りとともに、今年の学問成就をお祈りし、姪の受験のお守りとしてフクロウのストラップを購入してから、竹藪の中を通る急な石の階段を今年もゆっくり下ってお参りを終えました。
やはり今年も食べ物の屋台が圧倒的に多かったです。
ヒット作がなかったのか?(アニメのワンピースの映画は好調だったように思われたのですが)、今年はキャラクターグッズを扱うお店は見られませんでした。
お酒屋さんではお土産用に地元のお酒を一本購入しました。
三輪山で自生しているササユリからとった酵母を利用して醸したお酒だそうでした。
JR三輪駅近くにある、<みむろ>というもなか菓子を扱う和菓子屋さんでは、今年も干支やお正月にまつわるものが飾られていました。
お土産用に10個入りを一つ購入。お値段は¥1,200。
こちらも価格改定されていたかもしれません。
<栄寿司>さんに移動し、恒例となっている、にゅう麺を頂きました。
ランチは昨年と同じ価格に据え置かれていました。
15時過ぎだったこともあり、この時間帯のお客さまは我々1家族だけでした。
おかげで、お店の方々と少しお話をすることが出来ました。
(年に1度の来店ですが、もう20年弱のお付き合いです)
家族のお土産用に鯖の棒寿司を2本購入(こちらも価格は据え置きでした)して帰路につきました。
JR三輪駅では、足元に去年もお出迎えしてくれたシカの絵柄の誘導マークがありました。
帰路の電車も混雑なく、日暮れまでに最寄りの駅に戻ることが出来ました。
今年も穏やかなお天気の下でお詣りすることが出来、有り難かったです。
今回のブログ記事を通じて、ご覧頂いた皆さまにも大神神社への初詣と同じご利益があれば嬉しい限りです。