前回(8/14)付けのブログでも触れましたが、お盆期間中の8/14の午後、大阪市の天王寺公園内にある大阪市立美術館に行ってきました。
この美術館は2022年後半から大規模な改修工事に入り、今年(2025年)の3月にリニューアルオープンしました。
オープン後の4月から開催された日本の国宝を集めた展覧会は、週末や休日は日時指定予約優先だったため行くことが出来ませんでした。
今回は、お盆のお寺参りを済ませた帰りに、美術館の前を通ったところ、屋外に入場待ちの行列の姿がなかったため、比較的空いているのではと思い立ち寄った次第でした。
通常のゴッホの作品展示ではなく、ゴッホととともに、彼を支え、彼の絵を後世に伝えようと奔走した家族もテーマとなっている展覧会でした。
素描や手紙など、通常のゴッホ展ではあまり目にすることのないものが展示されていたのも今回の展覧会の特徴のようです。
ゴッホ展を観覧後は、大阪市立美術館の所蔵品展示や、今回のリニューアルに伴い、大阪を中心に近畿各地から特別に借りてきた作品の展示も観させてもらいました。

なかなかに充実した休日の午後となりました。
さて、今回のリニューアル工事に伴い、ずっと気になっていたのが、美術館内に設置されていたコインロッカーです。
リニューアル工事前には美術館エントランスの北側にコインロッカー室が設けられ、その周辺にも数か所コインロッカーが設置されていました。
それらのコインロッカーの中では、TOP CHAIN 柳瀬製作所が作成したコインロッカー用チェーンが働いていてくれました。
リニューアル工事前にお話を伺った時点では、コインロッカー室の設置など詳しいことは不明な状態でしたので、リニューアル後にはどうなるのかがずっと気になっていたのです。
実際、リニューアルに伴い大阪市立美術館の導線は大きく変化していました。
リニューアル前には、美術館正面にある階段を上がったところがエントランスになっていましたが、今回の改修工事により、正面の大きな扉は締め切られた状態に変わりました。
新たな入り口は、正面向かって右側に設置され、正面左側には出口専用の通路が設けられていました。
この右側入り口から入り、短いエスカレーターを使って上の階に行くと、以前のエントランスホールに出る構造に変わっていました。
エントランス北側部分は展示室が拡張され、エントランス東側にあった、図書の閲覧と休憩が出来るスペースは、きれいなカフェに改装されていました。
ここは美術館の東に広がる慶沢園という日本庭園が眺められる絶好の場所だったので、地の利を生かしてカフェになったのだと思います。
(カフェの写真は撮れていませんでした。すみません。)
改装前はエントランスからの大階段左手にあったミュージアムショップは、新しく作られた1階出口手前に設置されていました。
今回は覗いていないので、次回来館時に見てみたいと思います。
(こちらも写真には撮っていませんでした。)
エントランス部分に戻ります。
エントランスの両側には改装前から展示室が設けられていました。
今回、北側の展示室が拡張されたようで、以前あったロッカー室は展示室に変わったようでした。
早速、使用されていないロッカーの扉を開けてみたところ、『ありました!』
私たちが作っているコインロッカー用チェーンが、コインロッカーの中で仕事をしてくれています。
コインロッカーは、通常サイズと大きめのサイズの2つがありましたが、中のチェーンは、どちらも同じ線径2.0㎜タイプで16コマのものでした。
リニューアル後も美術館で活躍させてもらえ、本当に嬉しい限りです。
コインロッカー用チェーンは一見すると単純な構造ですが、実際には、複数回の手仕事を通してやっと完成する商品なので、どうしても気持ちが入ってしまうのです。
町工場が手間暇かけた、小さくても、現在のコインロッカーにはまだ必要としてもらえる部品です。
コインロッカーの扉を開けた際、ちょっとだけその存在を気にして頂けたり、『頑張って仕事しているな』と思って頂けると嬉しいです。
天王寺動物園や、あべのハルカス最上階のハルカス300、USJなど、観光地や商業施設のコインロッカーの中でも、私共のコインロッカー用チェーンが働いてくれていますので、それらの場所に立ち寄られた際には、ちょっと気にしてみてあげてください。