市販のハーフチョークのチェーン長さを調整する加工をさせて頂きました

2018年10月12日お直し加工, ハーフチョーク金具

週明けは、日中汗ばむ程の暑さでしたが、週末には日中でも1枚羽織らないと寒く感じるようになりました。

ラジオから聴こえてきた天気予報では、『もう衣替えしてもらっても大丈夫ですよ』との事。

いつも冷たい床で眠っていた我が家のワンコも、毛布の敷いてある自分の寝箱にしっかりと収まっていました。

こんなにも一気に秋に変わってしまうと、身体がついて来てくれるか不安になりますね。

人間もペットもそろそろ寒さ対策としての温度管理に気を付けましょう。

さて、今回は以下のようなご依頼を頂きました。

『市販のハーフチョークのサイズが大きくて合わないので、困っていたところ、柳瀬製作所さんにたどり着き、調整をお願いできないかと思っております。革とチェーン仕様のハーフチョークで最大内径を約29cmあるものを25～26cmまでチェーン部分で縮めたいと考えています。よろしくお願いいたします。』

ハーフチョーク金具のチェーン長さを少し短くして欲しいというご依頼でした。

ブログの過去記事にも記載がありますが、弊社のお直し加工は、お送り頂いたハーフチョークのチェーン部分をご希望の箇所でカットし、弊社で取り扱っている類似サイズのステンレス製丸カンで繋いで作り直すというものです。

今回は“輪に広げた状態でハーフチョークの内周が25-26cmとなるように”という形でのご依頼を頂きましたので、弊社での測定の下で、そのサイズに近い形でお直し加工をさせて頂く事は可能なのですが、実際にご自宅でハーフチョークの内周を正確に測定することは難しい部分も多いかと思います。

もし、今回お知らせ頂いたサイズ（内周25-26㎝になるように）で直した後、『やっぱり小さかった』となりますと、チェーンを継ぎ足す事が出来ませんので、新しくチェーンをご準備して再度直す事になってしまいます。

そこで、「もしご不安な場合には、以下の写真のように、ご希望の最大開き幅にした部分で結束用ワイヤ（お菓子袋などを縛っているビニル線）や紐で固定してお送り下さい。」と提案させて頂きました。

ビニル線でチェーン長さを決定させる写真

弊社で受け取り次第、結束されたままで、輪に広げた状態の内周を測定し、その内周となるべく近いサイズになるようにチェーンをカットして丸カンで繋いでお直しを行います。

（丸カンを取り付けますので、丸カンの分だけ、固定したチェーンのコマ数よりも数コマ短くカットすることになります）

次に、繋いだ丸カンの切り口を熔接します。

熔接面とその周辺部分は熔接に伴う高熱で表面が変色しますので、その部分を手磨きして元の銀色の状態に直して完成となります。

加工作業のお値段は概ね￥900から￥1300程度になります。（消費税と返送送料が別途掛かってまいります）

チェーンの線径（太さ）や使用する丸カンのサイズによってパーツの価格が変わって来るため、お直し代金は実際の製品を拝見してからの決定となります。

また、加工作業には2営業日程度のお時間を見て頂いております。

今回は、チェーンをカットし、丸カンを取り換えて再度組み立てた状態での内周が約26㎝となるようにお直しさせて頂く事になりました。

今回のお直しの代金は以下のようになります。

ハーフチョークのお直し（丸カンを含めて内周約26㎝となるようにチェーンをカットし、丸カンを交換して繋ぎ、溶接・研磨し直します）

お直し加工代金　￥900（消費税・送料別）

消費税（8％）　　　￥72

送料（レターパックプラス利用）　￥510

合計　￥1482　です。

到着したハーフチョークです。

青緑色の綺麗な革製のハーフチョークでした。

チェーン長さを13コマになるようにカット。

これで内周26㎝となりました。

返送後、ワンちゃんのお写真とコメントを頂きました。

ワンちゃんはイタリアングレーハウンドで名前はベロアちゃん。

2017年11月22日生まれで、『まだ落ち着きなく家でも外でも元気に走り回っています。』とお教え下さいました。

これからがヤンチャな年頃ですから“落ち着き”はもう少し先まで待っていてあげて下さいね。

お直し
させて頂いたハーフチョークについては、『サイズもいい感じで綺麗な仕上がりで、大変満足しています。ありがとうございました。』とのコメントを頂きました。

ピッタリサイズのハーフチョークがベロアちゃんの首元を飾りお洒落です。

2歳を目標に、ゆっくりのんびり躾訓練を楽しんでいって下さいね。

有難うございました。