早くも3月になりました。
柳瀬製作所近くの府立高校では、今年は快晴で暖かな日差しの下、3/1に卒業式が開催されていました。
日本では、3月は旅立ち(巣立ち)の季節、府立高校横の川辺で暮らしている渡り鳥達もそろそろ北帰行の準備に入るのでしょうね。
さて、今回はハーフチョーク首輪に関するお問い合わせを頂きました。
ネットショップで購入されたハーフチョーク首輪なのだそうですが、サイズが思ったよりも小さく、装着後に外そうとすると、首輪がキツキツでスッと取れません。
さらに、ワンちゃん自身も首元を触られるのがとても苦手なタイプだそうで、お困りなのだそうでした。
以前に使っていたハーフチョーク首輪が残っているとのことでしたので、一緒にお送り頂き、そのサイズに合わせる形でチェーンを長いものに取り換える事になりました。
こちらが届いた2種類のハーフチョーク首輪です。
以前使っていた方のハーフチョーク首輪の最大内周を測定してみたところ、35㎝ありました。
一方、新しい方のハーフチョーク首輪の内周は30㎝ちょっとしかありませんでした。
4㎝近くも小さいと、確かにワンちゃんにとってはキツキツな状態だと思います。
外す時は、嫌でたまらないと抵抗してしまう状況が私共の目にも浮かんできます。
早速、チェーン部分を取り外し、長いものに交換する加工に取り掛かりました。
革製ハーフチョーク首輪に使用されている金具類は全て磁石にくっつく鉄製のメッキ商品でした。
Dカン部分は革と縫い付けられていますので交換は不可、チェーンとナスカンを引っ掛ける上部の丸カン部分をSUS304ステンレス製に交換する形になりました。
今回のお直し加工は次の通りです。
ハーフチョーク首輪のチェーン部分を長いものに交換する加工
チェーン部分はSTCM-2.5Sを使用し 最大内周が約35㎝になるように交換 丸カン部分はSTPM-2518を使用 ¥1,760(10%の消費税込み 送料は別途 2022年春先時点での価格です)
チェーン部分を交換したハーフチョーク首輪を以前使用されていたハーフチョーク首輪と共に返送後、ワンちゃんのお写真と情報をお送り頂きました。
ワンちゃんは柴犬のコタロウ君。
2020年2月27日産まれでちょうど二歳になったばかりの男の子です。
『お直しハーフチョーク首輪は、全く頭すっぽ抜けません。なのにすっと外せます。サイズバッチリです。本当にありがとうございました。』
今回、お直し加工をさせて頂いた革製のハーフチョーク首輪は、ネットで購入したハーフチョーク首輪で、購入に際しては、顎から頭頂部までのサイズと首周りの2サイズを測られたそうなのですが、外す時にキツキツだったそうです。
コタロウ君の名前が刺繍されているので、ネットのフリマサイトで、コタロウと名付けたペットの飼い主さま限定にはなるのですが、売ってしまおうかとも考えられたそうでした。
ただ、首輪のデザインがとても気に入っておられ、購入価格も決して安いものではなかったため、転売するには至りませんでした。
そこでネット検索されたところ、この鎖屋兄弟ブログを見つけ、お問い合わせを頂いたとのことでした。
『早急な仕上げとお手頃価格の対応で大満足です。
コタロウもお直しのハーフチョーク首輪と相性が良いようで全く嫌がりません。
むしろ気に入っている様子です。
ありがとうございました。』とのご感想を頂きました。
先週後半以降、暖かい日と、寒い日が周期的にやってくるようになりましたので、タイミングさえ合わせれば、暖かな日差しの下でお散歩が出来るかと思います。
コロナ禍が続いており、まだ幾つもの制限はありますが、工夫をしながら素敵な春の時間をお過ごしください。
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