5月も最終週になりました。
工場周辺の田んぼでは田起こしや代掻きなど、田植えの準備が進んできています。
お米の流通が悪かったり、価格が高止まりしている影響でしょうか?
昨年まで田植えをお休みしていた田んぼでも、今年は田植えの準備を始めておられました。
工場2階の窓の外からは、巣を出たばかりのツバメたちが、親鳥から餌をもらう為に出す大きな鳴き声が聞こえてきます。
さて、今回はミニチュアダックスフンドをお飼いの方からお問い合わせを頂きました。
このお客様には、2023年の秋に、ハーフチョーク首輪のチェーン部分を長くするお直し加工をお受け致しております。
仕上がり等については前回のお直しで理解していらっしゃるとのことで、ハーフチョーク首輪を発送してこられました。
到着後、開封しご希望内容を確認させて頂いたのですが、現在の首周りサイズが33㎝との記載のみでした。
ハーフチョーク首輪は頭を通して装着する仕組みですので、ワンちゃんの現在の頭周りのサイズがわからないとお直しが出来ません。
首周りではなく、現在の頭周りサイズが33㎝と記載ミスをされた可能性がございます。
また、過去のメールをチェックしたのですが、ワンちゃんの犬種と年齢の情報を見つけることが出来ませんでした。
(ここまでの時点ではまだM.ダックスとは分からない状況でした)
サイズ検討のため、頭周りサイズとともに、これらの情報もお教え頂けますようお願い致しました。
結果、カニンヘンダックスフンドで、年齢が3歳、頭周りは29㎝だと分かりました。
測定の結果、届いたハーフチョーク首輪の最大内周が30㎝でしたので、頭は通すことが出来る状態です。
お知らせ頂いた首周りが33㎝とのことですが、頭周り(29㎝)から急に首周りのサイズが大きく(33㎝)なっていましたので、一番細くなる、頭と首の付け根付近ではなく、肩先に近い部分でのサイズの可能性が考えられました。
念のため、首周りサイズ33㎝が首と頭の付け根付近だった場合を考慮し、今回は、ハーフチョーク首輪を広げた最大内周が34-35㎝となるようにお直しする形でご提案させて頂くことと致しました。
ただ、頭周りサイズよりも5-6㎝大きくなりますので、お耳による引っ掛かりはあるものの、現在よりもすっぽ抜けしやすくなるかと思います。
(3歳ですので、これ以上大きく成長しないと思われます。通常は3㎝くらいの余裕(今回だと32㎝くらい)にすると、ちょうど良い感じになっているようです。)
内容をご確認頂き、この形で製作をしても良いかのお返事を頂けますよう、お願い致しました。
『現在のハーフチョーク首輪は首がパツパツです。
33㎝は頭と首の付け根付近ではなく、肩先に近い部分でのサイズです。
今回の提案で宜しくお願いします。』とのお返事を頂きましたので、提案させて頂いた内容でお直し加工を進めさせて頂きました。
今回のお直し加工は以下の通りです。
ハーフチョーク首輪のサイズ変更 チェーン部分 STCM-2.0 S 丸カン部分 STPM-2513 を使用し希望最大内周(約34~35㎝)に調整する ¥1,540/本(10%の消費税込み 別途返送送料が掛かります 2025年4月時点での価格です)
お直ししたハーフチョーク首輪を発送後、ワンちゃんのお写真とお返事を頂きました。
ワンちゃんの名前は COCOちゃん
『この度はありがとうございました。
サイズアップ出来、2年ぶりに着けられました。』
2年ぶりにご使用されるとのことでしたので、次のようにお返事させて頂きました。
「2年間お休みしていたハーフチョーク首輪だったんですね。
革製品も長く使わずにいると水分や油分が不足し、傷みが生じてくる可能性が高まりますので、革部分のお手入れをして頂けますと長持ちしてくれるかと思います。
お手入れには固く絞ったタオルで拭いて適度な湿気を革に与えてから、革製品用のクリームでお手入れして頂ければOKです。
気になる場合には、天然素材系の革用ワックスをお使いください。
その後は、普通の革製品と同様に、時々お手入れしてあげれば大丈夫だと思います。
せっかくの素敵な首輪ですので、ぜひ長くお使いくださいね。
ありがとうございました。」
梅雨入りまでもう少し時間がありますので、気持ち良いお天気の日には、是非ハーフチョーク首輪を付けてお散歩を楽しんでくださいね。
お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)・お問い合わせフォームページ・お電話 にてどうぞ