本日の夕方、郵便屋さんが郵便物を持ってきてくれました。
その中に1枚の絵葉書が・・・チラッと見えた葉書の表に記された名前らしき漢字ですぐにピンときました。
『グリーンランドからだ!』
手にとって見ると、やはりその通り。
グリーンランドで極地遠征の準備をされておられる極地探険家の山崎哲秀さんからの絵葉書でした。
2008年1月1日(元旦)に滞在先のグリーンランドのシオラパルクと言う所で葉書を書いて下さったようです。
グリーンランドの切手に1月2日付シオラパルクの消印が押されていました。
裏面にはグリーンランドの雪面をバックに、山崎哲秀さんが使用されている犬橇と、犬橇を引く犬達の写真がありました。
どの犬もがっちりした体格で、身体にはしっかりとハーネスが付けられています。
犬橇訓練時の休憩の模様を撮影された1コマのようですね。
葉書には『ナスカン、今のところ破損もなく、すごくいいです!!』とのコメントがありました。
今回、弊社で取り扱っているステンレスナスカンSTPN-5を犬橇に使って頂いております。
極寒の地で且つ常に犬橇を引っ張ると言う厳しい条件での使用だけにとても気になっておりましたが、今回頂いたコメントでほっと一安心です。
ただ、山崎さんの1/7付けのブログ記事では犬橇をつなぐメインロープを引きちぎってしまう程のパワーを犬達が示したと言う話が書かれていました。
ナスカンに掛かった力もさぞや大きかったでしょうから傷み等がなかったかが気になる一方、何より、ナスカンが壊れないまま上の写真のようにロープに繋がった状態で走り続けた犬達が(多分)無事だったことにほっとしました。
もし雪原のどこかにロープが引っ掛かり身動きが取れなくなってしまったら・・・ナスカンで繋がれた犬達は生命に関わる危険に晒される事になったかもしれません。
ナスカンが壊れなかった事を100%喜びきれない気持ちが残りました。
山崎哲秀さんは3月中旬の極地遠征のスタートに向け準備を続けられるそうです。
絵葉書で近況をご報告下さった山崎哲也さんには感謝です。
また、この記事をご覧になられた皆さんも記憶のどこかに山崎さんの極地遠征の事を留め置かれ、応援や成功をお祈り頂ければ幸いに思います。