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北極圏からの帰国メールが届きました。(山崎哲秀さんからのメール)

昨日、電子メールをチェックしていたところ、5/23の朝付けで北極圏での犬橇遠征を行なっておられる山崎哲秀さんからのメールが届いていました。

柳川 英毅 様
『ご無沙汰しております。先週5月13日に、無事日本に帰国しました。
すっかり報告が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。』

山崎さんの北極圏での活動については鎖屋兄弟ブログや柳瀬製作所のトップページ下で紹介している『北極圏をテツが行く』ブログ内で順次報告されていたので概要は理解していました。
今回の北極圏犬橇遠征では、気温が低く氷の状態が良がったのでかなりの距離を進む事が出来たようですが、4月後半に乱氷帯に行く手を阻まれ、活動物資の補給にも困難が生じた為、今期の遠征活動を終了する事を決定されたようでした。
今期の北極圏遠征活動についての詳しい情報は山崎さんの『北極圏をテツが行く』ブログをご覧になって下さい。

メールの続きには次のように書かれていました。

『ナスカンではお世話になり、ありがとうございました。今季は犬橇
旅行では1500~1600km。準備期間中のトレーニング走行も含めて
2000km以上は走行したと思いますが、ナスカンは一つの破損もなく、
見事に役割を果たしてくれました。』

昨年度も北極圏遠征の折にステンレス製ナスカンをご使用頂きました。
その際には、走行中に犬橇の紐がずれるアクシデントで、ナスカンのノックピン部分に紐が引っ掛かり、その状態のまま使用したことにより、ノックピンが曲がってしまったナスカンが1個発生した以外、壊れるものは無かったとの報告を頂いたのですが、今期は破損ゼロとの嬉しい報告を頂く事が出来ました。
今期の北極圏は昨年に比べるとかなり気温が低かったようで、“割れ”や“凍結”が起きないかずっと気になっていたのですが、このメールで安心致しました。
(極寒の地では装具の不備が命の危険と直結する事が十分あり得るのでとても心配でした)

『また時間を見つけまして、そちらのほうにも報告に伺いたいと思って
おります。
それでは、また連絡致しますね。 
山崎 哲秀 』

氷の世界である北極圏の大地による太陽光の乱反射、凍傷の影響でしょう、ブログに掲載された山崎哲秀さんの顔は真っ黒でした。
数ヶ月に渡る犬橇遠征での、肉体・精神の疲労もそうとうなものでしょう。
遠征で得られた北極圏の様々なデータのまとめと報告、来期への遠征準備など、帰国された後も作業はたくさんあるでしょうが、まずは体と心を休めて頂きたいと思います。

ゴールデンウィーク前後から日本、特に近畿地方では新型インフルエンザの発病者が出てきています。
体力が低下した時が一番病気に罹り易くなりますので、新型インフルエンザ対策の為にも是非“遠征疲れ”を十分にとって下さい。

私共鎖屋兄弟達も山崎さんの訪問を楽しみにしています。

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