“鎖屋兄弟”に代替わりして以降、この時期の恒例行事となっている大阪の今宮戎神社へ参拝に行ってきました。
今回は連休最終日が9日だったので、これを利用して宵宮に出掛ける事にしました。
夕闇が徐々に迫ってくる中を、近鉄難波駅から南海電車の高架沿いを徒歩で向かいます。
沿道には屋台が立ち並び、いい香りや活気ある呼び込みの声で今年も賑やかな雰囲気です。
人出も思った以上に多く、線路沿いの道路も人で一杯。やや人並みに流される感じで今宮戎神社へ南進していきました。
少し手前で一筋横に入り、廣田神社横から“えべっさん”に向かいました。
戎神社手前からは縁起物の熊手や笹飾りを売るお店が明々と電燈を灯していて、えべっさんの雰囲気も満点です。
境内に入ると、本宮かと見紛うほどの混雑振り。5分10分待っても本殿の前に近づけなさそうな状況でした。
今年は妻と小さな娘を伴っていましたので、仕方なく遠くから手を合わせて本殿裏に回ることにしました。
本殿横では沢山の福娘さん達が縁起物の笹飾りを授与(販売ですが)しておられました。取材のテレビカメラも入り、こちらもごった返しています。
在阪テレビ局の女子アナウンサーにも今宮戎さんの福娘経験者が何人もいらっしゃる通り、今年も綺麗な福娘さんやかわいい福娘さんが多く見られました。
女性である妻のコメントですのでやはり確かなのでしょう。
遠い場所からの撮影でしたので、笹が邪魔して福娘さんの顔が上手に撮れていませんでした。
今年も外国人福娘さんの姿を幾つも見かけました。どうやらこれも定着してきたようです。
通説で“耳が遠い”とされている恵比寿様(えべっさん)にお参りしたことを知らせる為に、本殿裏には大きなドラが設置されています。
このドラをどうにか手で叩いてお参りを終える事が出来ました。
お参り後は境内で売られている縁起物の干支の土鈴を買って帰りました。
これが今年の干支、辰の土鈴です。今年も“金色”を買い求める事が出来ました。
今年は伝説の鯉の話のように、2012年と言う“滝”を上りきって無事“龍”になるのが目標です。