近畿地方では“えびす様”信仰がお商売人さんを中心に根強く残っており、毎年1月9日(宵宮)から10日(本宮)11日(残り福)までの3日間、“十日戎”というお参りが行われています。
10日の本宮は参拝の方が非常に多いので、通常は9日の宵宮に参拝するようにしているのですが、別件の会議があったために、今年は残り福の11日の午前中に大阪なんばから程近い今宮戎神社へ参拝に出掛けました。
なんば到着は10時前でしたのでお店や参拝経路に立ち並ぶ露店も多くが開店の準備中。
参拝の方もまだ多くなかったので南海電車の高架に沿って比較的早く今宮戎神社まで歩く事が出来ました。
今宮戎神社の北近くにある広田神社にお参りをしてから今宮戎神社に向かいます。
周辺には縁起ものの飾りを売るお店が沢山出ています。
本殿の裏側に移動し、“耳が少し遠い”という説があるえびす様に気付いて頂く為に、大きなどらを叩きました。
参拝者さんが名刺やシールを貼り付けているのでどら本体の姿は見えなくなっていました。
境内では今年も沢山の福娘さんが笹に縁起物の飾りをつけて下さっていました。
今年見かけた西洋人(古い表現?)の福娘さんは黒髪の方でした。(左から2番目)
どらを叩いた後はいつもならその年の干支の土鈴を買って帰るのですが、今日はそのまま帰宅。
実は、今宮戎神社で干支の土鈴を購入するようになってちょうど今回で干支が一回り(12年)たったので、ヘビの土鈴は柳瀬製作所に飾られているのです。
現在販売されている土鈴よりも少しだけ大きな感じがします。普通に吊り下げて飾っているだけなのですが、案外綺麗でしょ?
このへびさんにはまた12年、鎖屋兄弟達と共に頑張って貰います。
写真からではありますが、皆さんにも恵比寿様の福が届くと嬉しいです。
柳瀬製作所を宜しくお願い致します!