2025年、TOP CHAIN 柳瀬製作所は明日の1/6から今年の営業を開始予定です。
年末から年始にかけての大阪は、日中は比較的晴れ間の多いお天気が続きました。
今年は中学2年生の娘を伴って、4日のお昼前から大神神社(三輪明神)へ初詣へ出掛けて来ました。
例年通り近鉄電車に乗って桜井駅まで行き、そこから単線のJR万葉まほろば線に乗り換えてJR三輪駅へ行くルートを利用しました。
4日が土曜日のため、普段よりお休み期間が長い方も多いようなので、混雑が気になりましたが、近鉄、JR共に車内の混雑はなく、静かな印象でした。
JR三輪駅に到着したところ、ホーム上は列車の到着を待つ人でごった返していました。
この状況は大神神社に続く参道でも変わらずで、人の列が途切れることはなく、昨年よりも確実に人出が増加している印象でした。
近畿地方でもインフルエンザの大流行が続いているのですが、マスク着用者の数は、コロナ以前に近いくらい減少してきているように見受けられました。
まずは、我が家で恒例となっている、参拝前のコロッケタイムです。
今年は、地元のお肉屋さん(末広精肉店)の店舗の方でコロッケを購入しました。
(臨時の屋台が過去にお休みだった経験があったため、今回はJR三輪駅から参道への通り道にある店舗で購入しました。)
看板の絵にもなっている名物店主さんが、揚げてくれていました。
購入時に確認しましたところ、今年は参道の臨時店舗も営業しているとのことでした。
コロッケを食べつつ、臨時店舗の横を通りましたが、実店舗以上に長い行列が出来ていました。
今回は実店舗で購入しておいて正解でしたね。
衣に三輪そうめんを使用したミワコロッケは¥300で価格に変化はありませんでしたが、通常のコロッケは昨年の¥100から¥150に価格改定されていました。
一昨年の価格に戻されたようです。
12月の野菜の価格は高めで推移していましたので、価格への反映は仕方ないことでしょう。
ただ、50%アップは、子供たちのお小遣いでの購入にはなかなか厳しい上昇率ですね。
二の鳥居周辺では引き続き環境整備が行われていました。
なかでも、毎年参拝後にお酒を購入させてもらっている地元の酒造メーカーさんの醸造所が建設工事中だったのが印象的でした。
二の鳥居周辺もかなり混雑していました。
三輪明神と書かれた額が掲げられた大神神社の二の鳥居(木製鳥居)をくぐり、参道を登っていきます。
人出が多いせいか?例年、参道を歩く際に感じていた<引き締まった空気感>が今年は感じられませんでした。
行きかう人々のざわざわ感の方が強感じられました。
昨年まで、二の鳥居をくぐってすぐのところに設置されていた仮設の手水所はありませんでした。(使っておられる方が殆どいらっしゃらなかったからでしょうか?)
道中、古神符納所で、工場に1年間置かせて頂いた古いお札を返して、拝殿へと進みます。
ここでも、コロナ禍以降、人との接触を避けるたに行われた、自分でお札を納める形式が継続されていました。
拝殿の階段下に設けられているヘビの口から水が出る手水舎は、コロナ禍以前の範囲にまで拡大されていましたが、かなりの行列が出来ていました。
比較的人の列が短い、手水所の端に設置されている臨時の手水所で、チョロチョロ落ちてくる水で手を洗ってお清めが完了。
参道から拝殿までの間で、今年も複数頭のワンコ達に出会いました。
小型犬がほとんどでした。
階段をのぼり、大注連縄をくぐって、拝殿へ向かいます。
拝殿前もかなりの人でごった返していました。
おみくじを引く方式はコロナ禍以降に取り入れられ一昨年まで行われていたデジタルタイプから旧来のタイプに戻ったままでした。
拝殿右に掲げられる今年の干支の大絵馬には、破魔矢?を口に咥えたヘビが描かれていました。
一の鳥居(大鳥居)よりはるか先、山(耳成山でしょうか?)の向こうにまで体が続く、非常に大きなヘビです。
拝殿へ詣でた後は、順路に沿って、大神神社の祈祷殿へ向かいました。
今年も願い事を書き込む大絵馬は設置されていませんでしたが、<なでうさぎ>のお社は設置されていました。
残念ながら、願い事を書き込む大絵馬の設置はもうないようです。
(皆さんの願い事を拝見したり、家族それぞれに願い事を考えて書くのは楽しかったのですが)
なでうさぎさんは大行列だったので、今年は遠くからうさぎさんの像を眺めるだけにしました。
この後は、三輪山を少しのぼり、狭井(さい)神社へお参りしました。
道中もほぼ行列の状態です。
狭井(さい)神社では混雑解消のため、拝殿のかなり手前にある鳥居の外まで参拝者の行列が続いていました。
並んで待つ間に、娘は楽器演奏の上達を願って、鳥居近くにある弁天様を祀ったお社(正式には市杵島姫命をお祀りした市杵島姫神社)にお参りしていました。
お社の後ろ付近にあるお神水飲み場は今年も閉鎖されており、お社から離れた場所に臨時の拝戴所が設けられていました。
そこで、設置されている小さな紙コップにお水を入れ、飲ませて頂きました。
この後、久延彦(くえひこ)神社へと山道を移動します。
途中の展望エリアで大和三山と奈良盆地を眺めてから道を進みました。
雲が切れて来たので、昨年のように景色がはっきりと見えるようになってきていました。
昨年は12月でもかなり暖かな気候が続いていたので、今年こそは、道中、三輪山に自生しているササユリが見られるのではないかと期待していました。
残念ながら多くが枯れていましたが、一部にはまだ青い笹の葉のような葉っぱが見られました。
竹藪の中の小道を抜けて久延彦(くえひこ)神社のお社に到着です。
こちらもかなり手前からお参りをする方で行列が出来ていました。
今年も大神神社の大鳥居を中心として周辺の奈良盆地が良く見えました。
先程アップした、大絵馬のヘビの背景に描かれていた風景とほぼ同じ雰囲気です。
この風景に先程のヘビの絵を想像して重ね合わせてみて頂ければ、大絵馬で表現されていたヘビの大きさが実感出来るかと思います。
息子の学問成就をお祈りし、息子用の受験お守りを娘に選んでもらって購入してから、竹藪の中を抜けていく急な石の階段を、今年は握年以上に足取りに注意しながら下ってお参りを終えました。
若宮社では、獅子・狛犬さんの前足を触ってご挨拶です。
娘は温かな甘酒を買って飲んでいましたが、ノンアルコールの割には遠くにアルコール
の雰囲気が漂う味わいでした。
今年の二の鳥居から一の鳥居付近の屋台の様子をアップしていきますね。
やはり今年も食べ物の屋台が圧倒的に多かったです。
今年もヒット作がなかったわけではないと思うのですが、キャラクターグッズを扱うお店は、昨年同様に、ポケモングッズを扱う一店舗だけでした。
お酒屋さんでは、今年も、三輪山で自生しているササユリからとった酵母を利用して醸したお酒(三諸杉 特別純米酒 山乃かみ)をリピート購入しました。
今年は、ワイン酵母から作った玉乃光酒造さんのTAMAというお酒が自宅にありましたので、飲み比べをするのも楽しみです。
お酒選びを抱っこされながら待つワンちゃんのお写真もパシャリ。
参道では、晴れ着を着た柴犬さんにも遭遇。
こちらを向いてくれた瞬間にシャッターを切るのですが、その瞬間に歩行者の方が被ってしまってばかりとなり、後姿だけですみません。
果物屋さんでは今年もつるし柿やあんぽ柿がたくさん並んでいました。
JR三輪駅近くにある、<みむろ>というもなか菓子を扱う和菓子屋さん(白玉屋栄壽)では、毎年、その年の干支やお正月にまつわるものが飾られています。
今年はこんな感じに飾られていました。
お土産用に今年は10個入り(¥1,400)を一つ購入。
並びにある<栄寿司>さんに移動し、毎年恒例の、にゅう麺を頂きました。
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にゅう麺とお寿司がセットになったランチを注文。
ありがたいことです。
14時半過ぎの入店でしたが、もうこの時点でご飯類がほぼ売り切れてしまい、我々がお寿司セットを食べられるほぼ最後のお客さんとなりました。
家族へのお土産用に鯖の棒寿司を2本購入(こちらも価格は¥600で据え置きでした。ちょうど最後の2本だったようです。)して帰路につきました。
JR三輪駅では、今年も、足元でお出迎えしてくれるシカの絵柄の誘導マークに導かれてプラットフォームに向かいました。
帰路の電車も往路と同様に、車両編成が長いJR大和路線と同じ車体の電車が来てくれたおかげで(普段は2両編成と短いワンマンタイプなのですが行き帰りとも6両編成でした)、大きな混雑はなく、日暮れまでに自宅の最寄り駅に戻ることが出来ました。
今年は、曇りがちで寒いという天気予報のもと出掛けたのですが、概ね穏やかなお天気の下でお詣りすることが出来て助かりました。
このブログ記事を通して、お読み頂いた皆さまにも大神神社への初詣と同じご利益があれば幸いです。