柳瀬製作所の創業は1967年の2月、現工場の前に広がる貸し工場の1区画に熔接工場として誕生しました。
その後、チャンスがあって鎖製造にも着手。
現在の鎖工場として発展してきました。
今年の2月には46年目を迎え、この地域でも古手の町工場となりました。
1998年の秋、先代社長が病気で急逝したことにより、それぞれ鎖とは違う業界で仕事をしていた兄弟たちが一緒に力を合わせて、この工場を引き継いでいく事を決めました。
子供の頃から家業のお手伝いとして鎖作りに取り組んでいましたが、それはあくまで“お手伝い”レベル。
機械やモノづくりのことを熟知した職人さんのレベルではありません。
実際にはゼロではなくマイナスからのスタートです。
兄弟がそれぞれに持ち場を引き受けて工場を運営してきました。
特に鎖を作る機械を引き受けてくれた一番下の弟の努力には本当に感謝です。
そうして迎えた今日。
まだまだ壁は高く道のりは長いですが、これからも前を向いて、私共の作るチェーンを使って下さるお客様やワンちゃんと飼い主さんの喜んで下さる姿をいつも心にとどめながら、<つなげる つながる モノづくり>を続けていきます。
これからも鎖屋兄弟のTOP CHAIN 柳瀬製作所を宜しくお願い致します。
(3年前の写真ですが、揃っているものはこれくらいなので)
追記 この写真は1998年に先代社長が工場の机の上に飾っていた写真です。
兄弟4人の子供の頃の写真。
たぶん天王寺動物園で撮ったものだと思います。(1977年撮影?)
先代がなぜこの写真を選んで飾っていたのかは正確には分かりません。
現在は鎖屋兄弟長男が使うPCデスク上に飾ってあります。
あれから15年、今では完全に色褪せてしまったカラー写真ですが、兄弟4人のこの工場での思い出はそれぞれに色鮮やかなままのようです。
兄弟たちを育て、繋いできたこの工場にも感謝です。
おめでとうございます。
これからのますますのご発展をお祈りします。