元気で若い柴犬用に係留用チェーンをお作り致しました

2020年4月24日中型犬用のチェーン, 係留用チェーン

4月も後半に突入しました。

田畑が広がる柳瀬製作所周辺では、少しずつですが、田植えの準備が始まってきています。

幾つかの田んぼでは隅っこに苗代が作られてきています。（稲籾はまだ蒔かれていませんが）

ケリさんは子育ての為の縄張り争いの最盛期。

私を含め、自分達が決めた縄張りに近づく者には、けたたましい鳴き声で威嚇してきます。

毎年の事ですが、やっぱり慣れませんね。（自然が残っていることが確認出来るのは嬉しいですが）

さて、今回は3歳の柴犬をお飼いの方からお問い合わせを頂きました。

体重は12㎏で決して大柄ではありませんが、かなりの力があり、良く動き回るとの事でした。

また、係留用ワイヤーは直ぐに噛み千切ってしまい、今までに何度も逃走したことがあるそうです。

係留環境は人工芝敷きで、5ｍの係留用チェーンをご希望でした。

人工芝敷きの環境で、ワンちゃんの犬種と体格であれば、線径3ｍｍの係留用チェーンで強度的には問題ないかと思います。

ただ、年齢が3歳と若く、＜長持ち＞の観点から、線径が太いほど千切れるまで擦り減るのに時間が掛かるので、線径4ｍｍのタイプもご提案させて頂きました。

線径が1ｍｍ違うだけでも、長くなるほどチェーン重量は大きく変わってまいりますので、3ｍｍと4ｍｍサイズ係留用チェーンの計算重量もお伝えさせて頂きました。

結果、線径4ｍｍサイズのステンレス製係留用チェーンをお作りさせて頂く事になりました。

今回のステンレス製係留用チェーンは以下の通りです。

SUS304 STGMK-4.0 SW× 5ｍ T-L　￥16,600（2020年春時点での価格です。消費税・送料が別途掛かって参ります）

線径4ｍｍのマンテルチェーン、噛み噛みするのが好きなワンちゃんでも、すぐに歯が立たないことに気付いてくれることでしょう。

地面は人工芝敷きですので、チェーンの擦り減りはかなり緩和されると思います。

チェーン部分については長くお使い頂ける係留環境ですので、ナスカンの可動部やチェーンの途中に組み込んだ回転カンの摩耗を定期的にチェックしながらお使い頂ければと思います。

これからまだ数年間は活動的な状況が続くかと思います。

地面に首元を擦り付けたり、何処かに体を擦り付けたりする行動に伴い、ナスカンの突起部分が押し下げられてしまう誤作動によるナスカン外れには気を付けてあげて下さいね。

ナスカン外れの低減方法については、鎖屋兄弟の過去記事を是非参考にしてみて下さい。

有難うございました。