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若い黒柴用に長い係留用チェーンをお作り致しました

暖かな陽気の下、4月を迎えました。

 

3月末から続く陽気で、3月30日には大阪でもソメイヨシノ桜の開花宣言が出されました。

 

ただ、それ以前の寒気や、生憎のお天気が続いた影響で、工場に向かう道中では、川沿いや学校の入り口付近などに植えられたソメイヨシノは、チラホラと淡いピンクの花を綺麗に咲かせ始めた程度で、多くは蕾のままでした。
咲き始めた小学校のソメイヨシノ桜

満開は今週後半以降になりそうです。

 

さて、今回は黒柴を外飼いしている方からお問い合わせを頂きました。

 

1歳になるオスのワンちゃんで、これまでに市販のワイヤーを噛み切ってしまう事が2度ほどあり、1ヶ月から2か月の頻度でワイヤーを交換しておられるそうです。

 

かなり活発なので、今後のことを考えると、やはりチェーンにした方が良いかと思われ、検索して弊社のサイトを見つけて下さったとの事でした。

 

ワンちゃんの係留環境は、土と砂利が主で一部コンクリートの箇所があるとの事でした。
現在は長さ4mの係留用ワイヤーを使用しておられるそうでした。

 

係留箇所の地面に砂利やコンクリートの部分があることと、若くて活発な性格な点とを考慮し、線径4mmのマンテルタイプチェーンを使用し、全長4mとなる形でご提案させて頂きました。
念のため、製作した場合の計算重量(約1490g)も記載してお伝え致しました。

 

その後、『見積書にチェーンの重さ1490gと記載されていますが、犬にとって重すぎるということはないのでしょうか。
これまで使用してきたワイヤーと比べると重くなるため、犬の負担とならないかが気になります。

 

問い合わせのメールには記載しておりませんでしたが、我が家の黒柴は体重が13kgございます。

 

率直なご意見をお聞かせいただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。』とのご質問を頂きました。

 

チェーンの総重量が約1.5㎏になると、ワンちゃんへの負荷が気になるのは至極当然のことだと思います。

 

そこで次のようにお返事させて頂きました。

 

「短い鎖で常にピンと張った状態だと鎖の重さのかなりの部分がワンちゃんの首輪に掛かってきますが、長い鎖の場合には、実際に首輪に掛かってくる負担は、地面からワンちゃんの首付近までの鎖とナスカンの重さだけなので、柴犬の体高だと概ね100数十グラム台になります。

 

常時このお座り状態でいるわけではないので、実際にはこれより小さい重さで済んでいるはずです。
(寝そべっている場合には、負担は、ほぼ無いかと思います)

 

チェーンのコマも丸っこい感じですので、地面を引きずる際にも割合軽い力でもスルスルと動き、柴犬の力であれば長い鎖でも苦にならないかと思います。

 

そのほかにもご質問、ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい。 」

 

結果、ワンちゃんにとって、それほど負担にはならないことをご理解頂き、提案させて頂いた内容で、係留用チェーンをお作りさせて頂くことになりました。

 

今回お作りさせて頂いたステンレス製係留用チェーンは以下の通りです。

 

STGMK-4.0SW×4.0m T-L¥22,000/本 (10%の消費税込み・送料が別途掛ってまいります。 2024年3月時点での価格です)

線径4mm×4mマンテルタイプ係留用チェーン

 

係留用チェーン発送後、ワンちゃんのお写真と動画とともに、ご感想とワンちゃんの情報を頂きました。

 

ワンちゃんの名前は静竜(せいりゅう)くん。2022年12月9日生まれの元気な男の子です。
お座りする黒柴の静竜くん
『ワイヤーからチェーンに変えてみたところ、
静竜はそれまでのワイヤーとは違った重さや音に違和感を感じていたようで、当初はあまり元気がなく、正直、私どもも心配しておりました。
しかし、今朝になったら、元通り元気いっぱいの静竜に戻っており、大好きなボール遊びも喜んでしていたので、まずはほっとしております。』

 

『まだまだやんちゃで甘えっ子です。
頑丈な係留用チェーンのお世話になる日々は当分続くと思われますので、
今後も何卒よろしくお願い申し上げます。』

 

ワイヤーとチェーンでは、係留時の動きが全く異なります。

 

そこで次のようにお返事させて頂きました。

 

「ワイヤーからチェーンに変わると、係留時の動きが全く変わってしまうので、最初はどのワンコも戸惑うようです。

 

チェーンは1コマごとが前後左右自由に動くので、ワイヤーに比べると、動き回った際の自由度が格段に増しています。

 

これからはもっと活発にボール遊びなどの運動を楽しんでくれるかと思います。

 

自由度が増す分、突然に勢いを付けた突進(飛びつき)のような行為もしやすくなりますので、その部分は気を付けてあげて下さい。

 

静竜くんが遊ぶエリアに、砂利が敷き詰めてあるのを拝見致しました。

 

ステンレスチェーンも、地面に擦られることで表面が徐々に擦り減ってまいります。

 

今回は線径4mmのチェーンで製作致しておりますので、長期間の使用に耐えてくれるかと思いますが、線径が2mm以下になる箇所が出てまいりましたら、買い替えをご検討下さい。

 

また何かございましたらいつでもお気軽にお声掛け下さいね。」
係留用チェーンのアップ写真
春の穏やかな日差しの下、係留エリアを目一杯使って、安心して飼い主さんとのボール遊びを楽しんで下さいね。

 

ありがとうございました。


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