10月も後半となりました。
工場周辺に広がる田んぼでは稲刈りが完了し、残された籾殻の山には毎日、たくさんのスズメ、ハト、カラスが順番にやってきて籾殻をつついています。
鳥たちの鳴き声で、日中はラジオや人の声がかき消されるほどです。
あまりの鳴き声に、窓からこっそり覗いてみると、スズメたちは色づいたカキの実をつついて食べてしまっていました。
(去年まではカラスがつついていたのですが、今年はたくさんのスズメたちが木に群がってつついていて、カラスも近づくのをためらっている雰囲気でした)
人間に見られていることに気づくと、ものすごい数のスズメたちが一斉に飛び立っていきました。
静けさが戻ってきた柿の木には、数個の食べ残されたカキの実だけが風に揺れていました。
スズメの減少がニュースで伝えられているだけに、ちょっと複雑な気持ちになりました。
さて、今回は、『以前、線径5mmのステンレス製係留チェーンを作って頂いたのですが、以前の物がだいぶすり減ってきたので、2代目をお願いしたいと思います。』とのお問い合わせを頂きました。
確認しましたところ、2022年1月後半に生後10か月のゴールデンレトリバー用として全長3mで製作させて頂いておりました。
製作から2年以上が経過し、材料価格が改定となっていましたので、まずは現在の価格をお伝えしましたところ、電話でお返事を頂きました。
全長を2.5mに変更し、チェーンの末端に取り付けていた丸カンが使用に伴い少し変形してきているように思われるので、出来れば内径をもう少し小さいものに変更してほしいとのご希望でした。
前回取り付けさせて頂いた丸カンの内径が約38mmでしたので、今回は内径30mmのものに変更する形で回答し、了承して頂きました。
ナスカン部分は前回同様、鉄鋳物製のものを取り付ける形となりました。
今回お作りさせて頂いた係留用チェーンは以下の通りです。
STGMK-5.0×全長約2.5m M-5030 MPB-B CP使用 ¥16,500(10%の消費税込み価格 別途返送送料が掛かります)
商品発送後、ワンちゃんのお写真と使用されていたチェーンのお写真をお送り下さいました。
係留されている地面が細かい石が混ざったタイプのコンクリートだったこともあり、2年間でかなりすり減りが進んだ箇所が多くみられました。
チェーンや丸カンは、溶接面に割れやヒビが生じている場合には、そこから千切れる危険性がありますので、直ぐにご使用をやめて頂くようお願い致しますが、すり減りの場合には、かなり細くならない限り直ぐに千切れることはありませんので、ナスカンやスイベルの回転部分にぐらつきがなければ、現在までご使用中のチェーンは緊急時用としてお手元に残しておかれることをお勧め致します。
10月も下旬になり、日中も比較的気持ちよく過ごせるようになってきました。
3歳になりすっかり大人びた顔つきになったG.レトリバーのライアン君。
新しい係留用チェーンで、安心してお庭遊びをしてくださいね。
ありがとうございました。
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