今回は信越地方にお住まいの方から次のようなお問い合わせを頂きました。
『山奥で1歳になるオスの柴犬を飼っています。
現在15メートルのワイヤーリードで屋外に係留しているのですが、家の周りがコンクリートのためすぐ擦り切れてしまい脱走の危険性があるので、鎖での係留を検討しているところ、御社のウェブサイトに出会いました。
冬は雪が4メートルくらい積もるので土間の小屋に入れてますので、外での係留は春~秋のみです。
現在ワイヤーの両端はネジ式のステンレス製カラビナです。
見積もりをお願い致します。
その他製作に必要な事項ありましたらお知らせくださいませ。
よろしくお願い致します。』
ワンちゃんに係留用チェーンをご検討とのことですが、不明な点がございましたので、以下のように質問させて頂きました。。
「3点お教え頂きたい事がございます。
1.係留用に使用するチェーンの長さは、ワイヤーと同じく15mでお考えでしょうか?
2.現在はワイヤーで繋ぐにあたって、固定場所とワンちゃんの首輪(?)とはそれぞれねじ式のステンレス製カラビナを使用しておられるとのことですが、今回はそれらを流用してチェーンを繋ぐというイメージで宜しいでしょうか?
3.ワンちゃんは係留時、活発に動き回るタイプでしょうか?それとも比較的おとなしくしていて、それほどあちこち係留場所を動き回ることはないタイプでしょうか?
これら3点についてお知らせ頂けますよう、宜しくお願い致します。」
これに対して以下のようにお返事を頂きました。
『1.長さについては、10メートル、または15メートルで考えております。
2.カラビナは添付写真のものがついてます。ワイヤーに付属していたものです。
チェーンの方に付属しているようでしたらそれでも大丈夫なのですが、できればネジでロックできるものを希望致します。
3.とても活発で運動量ある子でして、かなり歩き回ります。』
弊社では写真のものを含め、カラビナ類の取り扱いがございませんため、今回は通常タイプの係留用チェーンでのお見積りとさせて頂きました。
チェーンを固定する側につきましては、Tカンタイプではなく、カラビナに掛けられるようマルカンが付いたタイプに致しました。
但し、この丸カンは線径が5mmございますので、ロック用のねじを切ったパーツを上まで持ち上げた時のカラビナの隙間部分が5mmあるかのご確認をお願い致しました。
5mm以下の場合にはカラビナの隙間サイズに合わせて線径の細い丸カンを取り付けさせて頂く旨もお伝えさせて頂きました。
ワンちゃん側につきましては、通常タイプのナスカンを取り付ける形で提案させて頂きました。
使用するチェーン部分につきましては、線径3mmのマンテルチェーンもしくは線径4mmのマンテルチェーンとさせて頂きました。
一方、ナスカンではなく、現在お手元にあるカラビナ類をそのままご使用されたい場合には、上記写真の通り、ワイヤーが通っている穴部分に丸カンを取り付けてチェーンとつなぐ形になるかと思われました。
このパターンでの製作をご希望される場合には、お手元のカラビナを弊社までご送付頂く形になります。
また、カラビナをチェーンに繋ぐために取り付ける丸カンについては、ワイヤーが付いている丸い穴の中を通る線径のものを使用することになります。
カラビナを取りつけるタイプでの製作をご希望される場合にはご連絡下さるようお願い致しました。
結果、弊社でご提案させて頂いた、ワンちゃん側にはナスカンを使用し、反対側には丸カンを取り付けるタイプの係留用チェーンでご依頼を頂きました。
但し、長くご使用頂けるよう、今回は線径4mmのマンテルタイプチェーンを使用する形でご提案させて頂いておりました。
数日後、『先日係留してるワイヤーが噛みちぎられて、応急でもう一つあったロープ状リードに4ミリのマンテルチェーン(噛みちぎられないよう)を繋いでいるのですが、かなり重たそうにしてる印象です。。。
一度、重さの比較を教えていただけませんでしょうか?』とのお問い合わせを頂きました。
すぐに以下の通りお返事させて頂きました。
「係留用チェーンの重さについてお伝えさせて頂きます。
線径3.0mmで作製した場合の計算重量は 約2㎏
線径4.0mmで作製した場合の計算重量は 約3.5㎏
実際に通常ワンちゃんに掛かってくる重さは、首輪の下から地面につくまでの間のナスカンとチェーンの重さです。
伏せをしたり顎を地面に付けて寝そべった場合には、殆ど重さは掛かってまいりません。
参考までに、首輪の下から60㎝くらいまでの長さだと、ナスカンとチェーンとを含めた重さは 3.0mmだと約170g 4.0mmだと約260g になるかと思います。
また、マンテルチェーンはコマが小さめでコロンとした形状ですので、比較的軽い力でスルスルと動いてくれると思います。
現在、4mmのマンテルチェーンを取り付けていらっしゃるとのことですので、是非お手にとって、実際に動かしてみて、動きや重さの具合を確認してみて頂ければと思います。
まだ製作に取り掛かっておりませんので、係留用チェーンのサイズやパーツ組み合わせなどの変更は可能です。
それでは宜しくお願い致します。」
ご検討頂いた結果、線径3mmのチェーンに変更して製作する形でご依頼を頂きました。
今回製作させて頂いたステンレス製係留用チェーンの内容は以下の通りです。
ステンレス製係留用チェーン
STGMK-3.0SW×10m M-5030 ¥24,200(10%の消費税込み価格 別途送料が掛かります 2025年9月時点での価格です)
発送後、ワンちゃんのお写真とご感想を頂きました。
係留用チェーンが到着した9/19が、ちょうどフク君の1歳の誕生日だったそうで、『良いプレゼントになりました』とお喜び頂けました。
『色々細部まで分かりやすい見積もりやアドバイスなど、とてもありがたかったです。』
『しっかりしていて満足です。ありがとうございます』とのコメントも頂戴しました。
私共の方からは次のようにお返事させて頂きました。
「係留用チェーンとフク君のお写真ありがとうございました。
チェーンが、フク君のお誕生日に到着したとのこと。
きっと、みなさまのフク君への思いがあって、お誕生日の日に到着したのだと思います。
今回の出来事は、私共にとっても嬉しいご報告です。
ありがとうございました。
お写真に写っているコンクリート、ステンレス製チェーンにとっても、なかなか手ごわそうな印象です。
フク君の首元から下がったチェーンが地面についてから1m程度が一番よく擦られてくるかと思いますので、この部分を中心に、定期的に係留用チェーンのチェックをしてあげてくださいね。
今週から、朝晩は少し秋らしくなってまいりました。
これからの時期、山や里の生き物たちも冬に向けて活発に活動してくるかと思います。
フク君は年齢的に好奇心が強いタイミングかと思いますので、少し気を付けてあげてくださいね。
追加のお写真は大歓迎ですので、また素敵なお写真が撮れましたら是非お送り下さい。」
今年は連日ツキノワグマの出没や被害のニュースが聞かれます。
山里で暮らすフク君はまだ1歳になったばかりですから、クマや野生動物と接する経験は少ないと思います。
若い柴犬単独では野生のツキノワグマと互角に向き合うことは難しいので、是非、飼い主さんや周りの皆さまも気にしてあげて下さい。
何事もなく、動物たちが冬眠する冬を迎えられますように。
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