2023年のTOP CHAIN 柳瀬製作所の営業は、本日(12月28日)をもって無事に終了致しました。
今年もたくさんのお問い合わせやご依頼を頂き、本当に有難うございました。
お喜びのお言葉を頂けた製品も多くございましたが、一方では、私共の力不足でご要望に応じきれなかった商品もございました。
また、コロナの規制は緩和されたものの、世界情勢のさらなる悪化により材料価格の高騰は収まらずで、弊社とお付き合い頂いている企業やショップさんについても、影響や変化が続いています。
自社の工夫だけでは高騰分をカバー出来ないため、今年も価格改定を行うことになりました。
インバウンド需要などが増加したとのニュースは聞かれますが、残念ながら、大阪を含めた日本各地の多くの零細企業のモノづくりにとってはいまだ厳しい状況が続いています。
厳しい中ではございますが、人々の行動規制の緩和に伴い、ペット関連のお客さまについては、ペット博のような大きなイベントに参加した限りでは、改善の兆しがはっきり出てきているように感じられました。
人々の活動がコロナ前の状況へと回復していくにつれ、弊社が扱う工業や建築向けのチェーン類についても本来の活躍の舞台に戻って行ってくれることを引き続き期待しています。
皆様からのご依頼やお困りごとに真摯に向き合い、お応え出来るよう、2024年もモノづくりに努めて参りますので、何かございましたらお気軽にお声掛け下さい。
最後になりますが、弊社とは2007年6月からのお付き合いである、北極圏犬橇探検家の山崎哲秀さんが、活動拠点であるグリーンランドのシオラパルク村近くで、現地の日付で11/29に遭難されました。
頂いたメールでは、本日12/28時点でもいまだ消息は掴めないままとのことです。
極地での犬橇活動を通して、現地の自然や人々の姿、日本人研究者を直接サポート、代行しながらの極地での観測活動など、コツコツと着実に成果を積み上げてきていた矢先での今回の訃報、山崎さんを知る者としては、辛く悲しい限りです。
本日頂いたメールでは、朝日新聞デジタルの記事として、12月25日に、中山由美記者が、『北極に消えた犬ぞり探検家・山崎哲秀さん 極地観測に尽力、志半ばで』というタイトルでアップして下さったそうです。
記事の中では現地の映像も紹介されているそうですので、是非ご覧頂ければと思います。
皆さまにとって良い2023年の大晦日そして2024年の幕開けとなられますように。
有り難うございました。