柳瀬製作所も参加している異業種交流会<マテック八尾>では4つの分科会で組織されています。
そのうちの“ロボット分科会”では『八尾市をあげて、将来の御茶ノ水博士を育てよう』をスローガンにして、地域の子供達にものづくりの楽しさや科学技術への理解を深める活動を行なっています。
今回はスローガンをより進んだ形で表現する事を目的に<第1回 八尾ロボットコンテスト>を開催致しました。
会場には、コクヨ八尾工場跡に建てられた大型ショッピングモール<アリオ八尾>の1階 レッドーコート イベント広場を提供頂き、マテック八尾参加企業有志と子供達とが協力して完成させた自作のロボットで箱積み挑戦を行ないました。
それに先立つ午前中には同じイベント会場で大阪工業大学、大阪産業大学、立命館大学に出展頂いたロボットと、2005年の愛知万博の際に出展された河内音頭ロボットの実演が行なわれました。
八尾ロボットコンテストでは合計7体の自作ロボットによるトーナメント方式での箱積み競技が開催されました。
ルールは3分間の制限時間内で会場中央に積まれた立方体を取り合い、それを平面ピラミッド型に高く積み上げた方が勝つというものです。
両者が同じ高さに積んだ場合にはピラミッド型の大きさや積み方の美しさにより判定されます。
柳瀬製作所は八尾市の名産品名を冠にした<若ごぼう>チームとして参加しました。とは言うものの、ロボット製作以外のイベント運営に関する裏方仕事での参加でした。
ロボットコンテスト開催時間にはは吹き抜けになったイベント会場の1階から3階まで鈴なりの人だかりでした。
また、審判員とともに、試合の解説者も準備されました。
何分、各参加メンバーともロボット製作については初めての試みでしたので、テレビで放映されている<ロボコン>に比べると、ずっと初期型の簡単なロボットでしたが、各チームとも工夫を凝らしていました。
立方体の箱の持ち上げ方では、エアー吸引により箱をくっつけるタイプと、しっかりと掴み上げるタイプの2種類に分かれました。
若ごぼうチームは1回戦は勝ち進みましたが、2回戦で惜しくも敗退。
優勝はシードで上がったロボット ロボクワを操った竹の子ジュニアチームが優勝しました。
当日のロボットコンテストの模様はライブ中継として地元やおのFM局 FMちゃおで放送されましたし、ABCテレビのニュースでも放映されたようです。
今回は第1回ということで7チームのみの参加となりましたが、第2回目以降は、八尾市内からより多くの方々にも選手としてご参加頂ける内容にしていきたいと考えています。
当日ご見学・ご声援を頂いた皆様、そして運営にご協力頂きました各方面の皆様に厚くお礼申し上げます。
八尾もやりまんな。
東大阪が人工衛星なら、八尾はロボット。
はてさて生野は何を目指したらいいんでしょうかね。