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被災地のペットへの救援物資受付組織が活動を開始しています(緊急災害時動物救援本部)

東北関東大震災から2週間、徐々にではありますが支援活動が進んできております。 

体育館などの避難所からの中継では時折ワンコの吠える声が聞こえていました。
家族とともに非難してきたのでしょう。
でも避難所内に入れることは出来ないはず。どこか傍に集めて繋がれているのだろうと思います。

人間の残り物的な食事を食べて過ごしていた昔の生活とは異なり、今のワンコたちは基本的にドッグフードで育てられています。
また、屋内で飼われている犬のほうが多いのも現実。
そんなワンコをはじめとしたペット達にとって今回の大震災は大きな試練を与えているはずです。
人間への救援物資もままならない中、ペット達への物資はもっと厳しい状態だろうとずっと心配しておりました。

こちらから何か送りたくても宅配便などの輸送手段は停止しており、ペット向けの援助物資に関する受け入れ情報もありません。
仕方なく、先週末には娘の通う保育園にご協力頂き、乳幼児向けの衣類を日本ユニバという支援団体さん宛に発送しました。
そして今週も、仕事の合間にペット向けの支援先を探していました。

そんな中、23日夜に野生社という出版社さんから有難いメールマガジンが届きました。
野生社さんは長年、ペットショップ向けの月刊誌などを発行しておられる会社で、今回の地震に際しては、ペットと言う観点からペット支援に関する情報を集め発信を試みられておられます。
届いたメールの中に次のような記載がありました。

緊急災害時動物救援本部(事務局:日本動物愛護協会)は23日、広く一般から救援物資の受け入れを開始した。支援物資の送付先を東
京都内に確保。未開封で賞味期限が3ヶ月以上のフードやケージ、ペットシーツ、猫用トイレ砂などを受け付けている(募集している物資
http://www.jspca.or.jp/参照)。持ち込みではなく、宅配便などで送付された物資も受け入れ可能だ。
集まった物資は被災自治体からの要請に基づき、各地へ発送される。

<支援物資の送付先>
〒145-0072 東京都大田区田園調布本町16-6
緊急災害時動物救援本部 宛て
電話080-2074-1821  ここまで

私も実際にサイトの内容を確認しましたが、きちんとした組織による支援活動のようでした。

募集している物資には弊社で製造しているチェーン類が含まれていないようでした。
義捐金の受付も可能なようでしたので柳瀬製作所としましては義捐金の方で協力させて頂く事に決めました。

物資でご協力頂けます方は、必要とされる物資も日々変わってくるかと思いますので不足している商品を一度ご確認頂いた上で発送頂ければと思います。
また、現地での仕分け作業を軽減させる為、1箱に入れる商品の種類を極力揃え、箱に内容物をしっかりと記載しておかれるのが良いかと思います。

緊急災害時動物救援本部のサイトによりますと、ペット用の支援物資の受付は4月中旬頃までを予定されておられるとの事でしたのでこの点についてもお気をつけ下さい。

復興まではとても長い道のりです。どんな小さな事でも良いので出来る事を続けていきましょう。

頑張れ、東北、北関東の皆さん。日本、そして世界中で多くの人々が有形無形を問わず皆さんを応援していますよ。

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