6月になりました。
沖縄や奄美は5月の後半から梅雨入りし、梅雨前線や台風の影響で九州から本州にかけても、スッキリしないお天気の日が少しずつ増えて来たように思われます。
工場のある東部大阪エリアでは田植えもほぼ完了し、水が張られた田んぼでは、まだまだ細い早苗の間を行きかうカルガモや田んぼの縁で佇むケリの姿も見られました。
今年は5月の半ば以降、工場周辺や自宅周辺で蚊を見かけるようになり、5月後半以降は何度か蚊に刺されてしまいました。
いよいよ今年も<虫よけ対策>が必要な時期の到来です。
これは人にもワンコにも共通します。
毎年6月に入ると、この鎖屋兄弟ブログでは、工場や自宅で飼っていたワンコたちのフィラリア感染の体験を反省し、フィラリア感染への注意喚起をする記事を掲載しています。
昨日の6/4は、柳瀬製作所で飼われていたミックスワンコのチビクロ(推定15歳くらい)と、斜め向かいの町工場で飼われていた紀州犬とハスキー犬のミックス犬(うちで飼っていたワンコのジュディの兄弟犬)、シロちゃんの命日にあたります。
どちらも、フィラリアに感染したことが影響し、最終的に命を落とすことになりました。
(チビクロが亡くなった2005年の6月4日は土曜日で、この日から大阪も梅雨入りしたことを今もはっきり覚えています)
毎年やっているわけではありませんが、今年は2匹のことを思い、バームクーヘンを供えてあげました。
例年と同じ形となりますが、ブログのカテゴリーとして纏めた過去記事がありますので、以下に紹介させて頂きます。
<ジュディ犬気分屋ブログ>の過去記事から
<鎖屋兄弟の奮闘記ブログ>の過去記事から
過去記事の中でも繰り返しお話しておりますが、蚊取り線香や吊り下げタイプの忌避剤、虫除けスプレーだけで、蚊によるワンちゃんの吸血被害をゼロにする事は、今の日本では不可能です。
全国的に平均気温も上昇しており、国内での蚊の生育可能領域と活動可能期間は確実に拡大傾向にあります。
令和6年を迎えた現在でも、ワンちゃんをフィラリア症から守る方法は、獣医さんから処方されるフィラリア予防薬を、決められた期間内、毎月必ず投与する事しかありません。
(年に一度接種でOKの注射もありますが、接種に際しては年齢制限など幾つかの条件があるようです)
このフィラリア予防薬の投与は、皆さんの家族の一員であるワンちゃんだけでなく、周りで暮らすワンちゃんをフィラリア症から守ることにもなります。
(ワンコの血を吸った蚊が別のワンコ達の血を吸う可能性がありますので、二次感染を防ぐことになります)
お薬である都合上、動物病院へ行かないと処方してもらえないという手間はございますが、これからが本番ですので、ぜひ、何度も吸血されてしまう前に、ワンちゃんと共に動物病院へ足をお運び下さいますようお願い致します。