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ゴールデンドゥ―ドル用にハーフチョーク首輪をお直し加工致しました

5月も中旬となりました。

弊社のある大阪府東部では、日中は比較的過ごしやすい気温で推移していましたが、昨日から少しずつ上昇し始め、今日から明日にかけては25度を超える夏日の予想となっています。

日差しも強く感じられますので、お昼間のワンちゃんとのお出掛けやお散歩にはそろそろ注意が必要かと思います。

ワンちゃんにとっても<暑熱順化>は効果があるとの海外での報告例もあるようですが、汗腺の数や場所が限られているため、きっと人間ほどには高い効果は望めないでしょうし、子犬やシニア犬の場合には体温調整がうまくいかず逆に負担になる可能性がありますので、その点での注意が必要です。(無理はさせず、お家の気温と湿度対策で対応される方が良いかもしれません)

暑くなりすぎない午前中か、気温が下がってきた夕方頃に、普段の散歩とは別に、人間のジョギングのイメージで、ワンちゃんも速足(はやあし)程度の速度で10分前後の運動を出来るだけ毎日、続けてあげることが効果的です。

今のタイミングから始めれば、梅雨入り前後くらいまでには、ワンちゃんもある程度暑熱順化が出来てくるかと思いますので、ぜひ始めてあげてくださいね。

さて、今回は『ハーフチョークのチェーンを短くしたいのですが』というお問い合わせを頂きました。

そこで、ハーフチョーク首輪のお直し加工について紹介している弊社ブログ記事と弊社住所をお伝えし、ハーフチョーク首輪を送付頂きました。

届いたハーフチョーク首輪は2個。それぞれ金色のビニル帯で縛っていてくれました。

ただ、サイズ測定を行なったところ、少し問題が。

ハーフチョーク首輪ごとにご希望のハーフチョーク首輪の最大内周が違っていたのです。
その差は約2㎝。

また、カットするチェーン部分がかなり長く、お直し加工後にはそれぞれ6コマと8コマだけになってしまいます。

チェーンをつなぐために使用する丸カンも、現在付いているものと同じサイズだと最大内周がご希望サイズよりも大きくなってしまいますので、小さめのものに変更する必要があります。

お直し加工後も、かろうじて若干のチョーク機能は残りますが、ハーフチョーク首輪というよりも<首輪>に近いものに仕上がると思われます。

まずはご希望のチェーンのコマ数で準備し、内径が少し小さめの丸カンで繋いで仮組した状態でそれぞれの最大内周を測定してみました。

チェーン部分を6コマにし、丸カンは直径を22㎜のものに変更した形で仮組みしてみました。

まずはパラコードの編み込みハーフチョーク首輪から パラコード編み込みタイプの場合(6コマ 22㎜丸カン使用) こんな感じになります。

短くしたチェーン部分全景1

最大内周は43.3㎝くらいになりました。

チェーン部分を短く加工その1

パラコードタイプの最大内周測定結果 金色のビニル帯で縛っていた状態で測定したときには42.5㎝くらいだったので、8㎜程大きくなりました。

次にヌメ革タイプ 6コマ 22㎜丸カンを使用したヌメ革タイプ 1コマが小さい分、8コマから6コマに減らしたことでかなり狭くなりました。

チェーン部分を短く加工その2-2
6コマチェーン部分をアップでみるとこんな感じ。
チェーン部分を短く加工全景2-1
最大内周は39.4㎝くらいになりました。
チェーン部分を短く加工2

チェーン6コマ 22㎜丸カンでの最大内周測定 金色のビニル帯で縛っていた状態で測定したときには39.7㎝くらいだったので、こちらは少し小さくなりました。

どちらも首輪のような状態になります。

ただ、本来の首輪の場合には、首に巻き付けてからサイズ調整することが出来ますが、今回の場合には、ハーフチョーク首輪と同様に、鼻先から頭を通って首元に装着する方法になります。

頭周りサイズにプラス2㎝程度お耳を通す分の余裕を見て、39.4㎝以下であれば使用出来るのですが、それ以上のサイズになる場合には全く使えない代物となってしまいます。

パラコードの編み込みタイプの方は、最大内周が43.3㎝ですので、こちらも頭周りサイズにプラス2㎝程度お耳を通す分の余裕を見て、43.3㎝以下であれば使用出来ます。

金色のビニル帯で縛った状態で脱着をしてみて、装着する際に全く問題なく頭を通ってくれていたのあれば、概ね、このままで製作作業を続けても良いのですが。
(大きくなったパラコードの方は1コマ減らしてみても良いかもしれませんし、小さくなったヌメ革の方は、残ったチェーンの方を使えば、コマ数を8コマ以上に変更することも可能です)

「ちなみに、両方のハーフチョーク首輪で、既に内周に4㎝程度の差がありますが、これはそれぞれ別のワンコ用という理解で合っていますでしょうか? 」

「また、ハーフチョーク首輪のサイズからいずれも大型犬と想像されるのですが、良ければ使用されるワンちゃんの犬種もお教えいただけますでしょうか? それでは、このままで進めてよいか?(チェーン部分のコマ数に変更はないか?)のお返事とともに、ご回答のほど、宜しくお願い致します。」

これらの質問に対しては、『犬種はゴールデンドゥードル、ハーフチョークの機能を無視してしまいますが、ほぼ首輪になってもかまいませんのでヌメ皮もパラコートも両方とも6コマで丸カンの直径を少し小さくしていただきたいです。
お願いできますか?』とのお返事を頂きました。

その後、もう少しやり取りをする中で、『だんだんショックをかける必要もなくなってきましたし、短くして頂ければ、かぶりでも簡単には抜けないと思われます。
なのでそのままお願いしたいのですが、ヌメ皮は縮むらしいのでやはり8コマでお願いしたいです。』と、少しだけ長めに変更することになりました。

結果、チェーンのコマ数はそれぞれ6コマと8コマでお直しすることになりました。

今回のお直し加工は次の通りです。

ハーフチョーク首輪のチェーン部分をカットして6コマもしくは8コマに変更し、丸カンは現在のものより少し直径が小さめサイズのステンレス製 STPM-4022 を取り付ける。

お直し加工価格 ¥1,320/本(10%の消費税込み 別途返送送料が掛かります 2025年3月時点での価格です)

チェーン部分を短くお直し加工したハーフチョーク首輪その1

 

チェーン部分を短くお直し加工したハーフチョーク首輪その2
お直し加工したハーフチョーク首輪を返送後、お返事とお写真を頂きました。

『迅速で親身に対応してくださり本当に感謝しております。
昨日無事に直して頂いたハーフチョーク達が届きました。
メールでありながらも画像を用いて綿密に打ち合わせして頂いたお陰で2つともちょうど良いサイズになりました。

本日2歳の誕生日です。
新しい首輪でお祝いできます!』

ゴールデンドゥ―ドルのバディ君
ワンちゃんの名前はバディ君。

2023年3月21日生れのゴールデンドゥ―ドルです。

散歩とドッグランが大好き!なワンちゃんです。

毎週平日に2回、犬の幼稚園に通い、週末にはグループレッスンにも参加。

また、競技会を目指して、毎日トレーニングしています。

ただ、基本的にガサツで鈍臭いので周りは苦笑いなのだそう。

でも、伸び伸び過ごしいるバディの姿を見て、みなさん幸せをもらっているそうです。

両方ともに、ちょうど良いサイズだったとのことで、私共も本当に安心致しました。
(チョーク機能を十分に残す工夫までにはアイデアが至らなかった点が、私共にとって少し心残りでした)

偶然とはいえ、バディ君が2歳のお誕生日を迎えるタイミングで首輪を返送出来たことは私共にとっても嬉しい限りです。

競技会参加の目標、楽しみですね。

人間もワンコも、楽しめているからこそ成長できることや場合がたくさんあります。

伸び伸び過ごしているバディくん、そろそろ大人の年齢ですし、ゴールデンドゥードルはおりこうさんな犬種なので、ここからが楽しみだと思います。

競技会への出場もそう遠くはないかもしれませんね。

バディ君の日々の練習の成果が良い結果として表われることを私たちもお祈りしています。

ピッタリサイズになったハーフチョーク首輪を着けて、ワンコの幼稚園や日々のトレーニングをマイペースで楽しんで下さいね。

ありがとうございました。

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