2月も月末となりました。
今月は冬らしい寒さの日とともに、4月頃の暖かさの日もあるなど、例年になく寒暖差が極めて激しい1ヶ月でした。
暖かさに誘われて咲き出した川べりの菜の花が少し可哀そうです。
さて、今回はゴールデンレトリバーをお飼いの方からお問い合わせを頂きました。
現在、1歳を過ぎ、しつけ用のチェーンを使って訓練を始められたそうなのですが、指示を出す際のショックがあまり効いていないのではないかと思われたそうです。
また、チェーンを顎の下で固定したいですが、今お使いのものはすぐに喉の方に落ちるため、カハカハしてしまうそうです。
チェーンの滑りも悪いので、オーダーをご希望とのことでした。
被毛の具合はかなり多く、人、バイク、ワンコに興味を示してかなり引っ張ってしまうそうでした。
そこで以下のようにお返事させて頂きました。
「長毛タイプですので、今回はドイツタイプ(オーバルタイプ)チェーンを使用する形で、チョークチェーンをご提案させて頂きます。
頭周りサイズが45㎝とのことですので、チョークチェーン装着時にお耳を通す分の余裕を約3㎝見た形で、輪に広げた最大内周が約48㎝となるようにお作りさせて頂くイメージです。
ただ、ドイツタイプはチェーン1コマのサイズが大きいため、48㎝ピッタリにならない可能性がございます。
そこで、最大内周に幅を持たせ、47㎝から49㎝までの範囲で、一番48㎝に近くなるサイズで製作する形となります。
ご不明な点や変更希望個所などがございましたらお気軽にお知らせ下さい。
改めてお返事させて頂きます。
1歳前後から2歳を過ぎるまでは、好奇心が強いせいか?どうしてもグイグイ行きたがる時期だと思います。
逆に一番学習してくれる時期かと思いますので、お散歩時には、ぐいぐい引っ張りそうになったら、飼い主さんが立ち止まり、マテかお座りをさせるようにして、ワンちゃんが落ち着いたら、また歩き出し、ワンちゃんが飼い主さんの横か、ワンちゃんの頭から方付近くらいまで飼い主さんの前に出ている位置で、一緒にお散歩出来るように練習してあげて下さい。
この位置であれば、チョーク指示も出しやすいですし、チェーンが下のほうにずれてきていても、横方向からチョーク指示が出せるので、喉への圧迫が軽減されます。
この位置関係がワンちゃんに覚えてもらえると、将来的にお散歩が非常に楽になります。
一緒に走ることをメインにお散歩する場合には、チョークチェーンやチェーンカラーではなく、首輪かハーネス(ハーネスは首への負担が低減される分、より一層グイグイいってしまう傾向があった経験がありますので、個人的には首輪の方をお勧めしますが)を使ってあげると良いかと思います。
ご参考として頂ければ幸いです。
それでは、ご検討、お返事の程、宜しくお願い致します。」
この後、お電話を頂き、鎖屋兄弟の弟が対応させて頂きました。
結果、メールでご提案させて頂いた内容でチョークチェーンを製作させて頂くことになりました。
最大内周については、46㎝以上で47㎝以内に収まる形で製作することになりました。
今回お作りさせて頂いたステンレス製チョークチェーンは次の通りです。
ステンレス製マンテルタイプチョークチェーン(最大内周 約47-48㎝)
STGDC-3.0×C-約46㎝ M-4022 ¥3,080(10%消費税込み 送料別途 2024年2月時点での価格です)
発送後、ワンちゃんのお写真とご感想を頂きました。
『毛で埋もれてますが、すごく使いやすく、通常の使い方で充分対応できています。まだまだ引くタイミングが合わなかったりで飼い主が勉強の日々ですが、戻りが悪いや、下に下がるのストレスがなくなりました。楽しんで訓練しようと思います。丁寧にご相談にも乗って頂きありがとうございました』
ワンちゃんの名前はあおいくん。
あおい君が暮らしているのは暖かな地方なので、2月ですが、お散歩に行く公園ではコスモスが満開なのだそうです。(本州の秋頃の気候なのでしょうね)
1歳と若く、好奇心と共に学習の能力も高い時期ですので、ピッタリサイズになったチェーンを使って、二人三脚で焦らずのんびり練習を続けて下さいね。
有難うございました。
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