今回は生後8か月のアメリカンコッカースパニエルをお飼いの方からお問い合わせを頂きました。
時々引っ張りがあるため、チョークチェーンの製作をご希望との事で、頭周りと首周りのサイズをお知らせ下さいました。
A.コッカーの場合、被毛を伸ばされていらっしゃる飼い主さんが多いので、被毛の擦れ低減のため、ドイツタイプチェーン(オーバルタイプチェーン)でお作りするのが良いかと思います。
まずは、ドイツタイプチェーンでチョークチェーンを製作する形でご提案させて頂きました。
ただ、我が家に居たA.コッカーは皮膚や体質の都合で、サマーカットや、ラブラドールレトリバー風にまで短くカットしておりました。
日頃からショートカットにされている場合には、マンテルタイプチェーンでお作りするのが良いかと思いますので、その旨も一緒にお伝え致しました。
その後すぐに『首元の毛は短くカットしているのですがドイツタイプとマンテルタイプどちらが使いやすいでしょうか?』というご質問とともに、ワンちゃんのお写真をお送り下さいました。
このお写真の被毛の具合であれば、やはりドイツタイプチェーンで製作するのが良いかと思われました。
そこで次のようにお返事させて頂きました。
「チェーンの使い勝手ですが、チェーンのコマの大きさが小さい分、マンテルタイプチェーンの方が、チョークした時の動きは滑らかだと思います。
但し、被毛への影響を考えると、ドイツタイプチェーンの方が、コッカーちゃんには良いのではと考えます。
実際、先月は、コッカーちゃん用にドイツタイプチェーンを使った一列タイプのオールメタルハーフチョーク首輪をお作り致しました。
被毛への影響は、個々のワンチャン自身の毛の強さや、チョークチェーン装着の頻度やチョーク指示を出す頻度によっても変わってまいります。
チョーク指示を出した際、ワンちゃんに伝わるタイミングは極端に大きくは変わりませんので、私共と致しましては、今回はドイツタイプの方をお薦め致します。」
結果、ドイツタイプのチェーンでチョークチェーンをお作りする事になりました。
今回ご依頼頂いたチョークチェーンは以下の通りです。
ステンレス製ドイツタイプチョークチェーン
STGDC-3.0×C-約37cm M-4022 ¥2,860(10%消費税込み 送料別途 2022年春時点での価格です)
ワンちゃんにとっては生後1歳前後が一番多感な時期です。
しつけを始めるにもちょうど良いタイミングかと思われます。
これからの時期は夏に向けて被毛も生え変わってきます。(保温用の被毛がごっそりと抜けて軽い感じになります)
被毛によるクッション性が低下しますので、チョークする際には、チェーンが顎下付近にある状態で、なるべく真上に引くのが良いのですが、タイミング的にむつかしい場合には、喉を痛めないために、横側からチョークするようにしてあげて下さいね。
焦らず、コッカーちゃんと一緒に楽しみながら、のんびりペースでしつけ訓練を続けていって下さいね。
有難うございました。
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