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アフガンハウンド君が初来社です(ハーフチョーク金具のお直し)

暖かな日差しの3月29日のお昼過ぎ、奈良県からお客様が柳瀬製作所を訪ねて来て下さいました。

ワンちゃん用のハーフチョーク金具のチェーン部分を少し長いものに交換して欲しいのと、一度自分達でもハーフチョークを手作りしてみたいのでハーフチョークの金具部分を購入したいという内容です。

お昼少し前に東大阪の弊社に到着。ご夫婦でのご訪問でしたが、一緒にワンちゃんも連れて来て下さっていました。

犬種は白いアフガンハウンド。弊社では初のアフガンハウンドの訪問です。
赤い革製のハーフチョークを付けていました。このハーフチョークを直して欲しいとのことです。

現在のフィット具合を確認。頭周りは現時点でほぼピッタリ。首周りで確認したところ、革部分をピッタリくっつけても若干隙間がありました。
トータルのサイズとしては良いのですが、引っ張った時にきちんと絞まるというハーフチョークとしての機能面からは革部分の長さが少し長すぎで良くない状態です。
市販品では、“アフガンハウンドは首がほっそりしている”という特性までカバーした商品提供は難しいのでしょう。
現状のサイズだと取り外す際に少々きつく感じられますし、年齢を伺ったところまだ1歳少しとのことでしたので、もう少し体格も大きくしっかりしてくることを考慮し、チェーン長さをあと2cm程長くして作り直すことにしました。

ハーフチョーク金具もそれに合わせたサイズのものを特注することに。

カットして取り外すチェーン部分についてはもう一方にも丸カンをつけたチョークチェーン状のものに加工して欲しいとのことでしたので類似したサイズの丸カンを取り付けさせて頂きました。
ちなみに取り替えたチェーンや丸カン、製作したハーフチョーク金具はいずれもステンレス製のものです。

作業に少々時間が掛かりますので、その間はのどかな工場付近をお散歩してお待ち頂きました。

パーツ類はいずれも先に研磨処理まで済ませておいたものを使用し、組み立て加工後、切り口を溶接し、溶接面の焼け汚れをグラインダーなどを使用して再度研磨処理しピカピカに仕上げていきます。
丸カン溶接部研磨中1 丸カン溶接部研磨中2

完成した製品類です。
チェーー部分を交換したハーフチョークオーダーメイドのステンレス製ハーフチョーク金具 
丸カン取り付け加工したチェーン

ハーフチョークは早速付け具合を確認、装着はよりスムーズに、取り外す際の負荷も小さくなっていました。
直したハーフチョークを付けてもらうカイト君
そのまま首にはめてリードをセット。

『だいぶ待ったよー』でしょうか?それとも『ピッタリだよー』と言ってくれたのでしょうか?3度ほど『ワオーン』と鳴き声を出してくれました。
ワオーンと吠えるカイト君アフガンハウンドのカイト君

とてもおりこうで人懐こいアフガンハウンドのカイト君。初対面の鎖屋兄弟長男ともノーズトゥノーズでご挨拶でしたし、胸なでなでもOKでしたよ。

今回は工場の前の道路がガス管新規埋設工事で規制されている状況でご来社頂く形となり、ワンちゃんにはストレスが大きかったと思います。
お帰りになられるお客様とカイト君
申し訳ありませんでした。そしてわざわざのご来社本当に有難うございました。

今回は先にお電話で内容を伺い、ある程度の準備が出来てからのご訪問でしたので1時間弱程度で対応させて頂くことが出来ました。

柳瀬製作所は少人数での町工場ゆえ、突然ご来社頂いた場合には十分に対応させて頂く事が出来ない事柄も多くございます。
まずはご一報頂き、来社日時を決めて頂くと共に、十分な対応が出来るよう、具体的なご依頼内容をお伝え頂けますよう宜しくお願い致します。

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