昨日から今日に掛けて、九州から四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方までが梅雨入りしました。
TOP CHAIN 柳瀬製作所がある大阪でも雨の朝を迎えました。
少ししっかりした雨に変わってきたお昼前後からは、雨宿りがしたいのか?開けている窓の隙間からスズメさん達が何度も入ってくるハプニングも。
のどかな梅雨入りです。
一方、梅雨のシトシト雨に伴い、姿が増えてくるのが<蚊>です。
ちょっとした水溜まりでも、蚊にとっては十分な生育環境になりますので、雨続きのお天気ともなれば、絶好の繁殖期間です。
我が家の娘は、既に土曜日の時点で、小学校構内で複数個所を蚊に刺されて帰ってきました。
虫刺されには過敏な反応が出るため、かなり痒かったらしく、可哀そうな思いをさせてしまいました。
人間であれば、痒いだけで済むのですが、ワンコの場合には、そうはいきません。
<フィラリア症>という、ワンコにとって恐ろしい病気に罹ってしまう可能性があるのです。
この病気は、蚊がワンコを吸血することで媒介されるもので、ワンコの体内に寄生虫の一種が住みつくという恐ろしい病気です。
ワンコが一生涯、蚊に刺されない様に保つことは、日本では不可能だと思います。
でも、動物病院で処方される<フィラリア予防薬>を適切に投与してあげれば感染は防げる病気なのです。
鎖屋兄弟ブログでは、梅雨の時期になると、フィラリア対策のお願い記事を掲載しています。
それは、自分達自身が、フィラリアに罹ったワンコ達を見てきたからなのです。
昨年度の記事からは、それ以前に書いた記事へのリンクが貼られていますので、複数の記事をお読み頂けるかと思います。
フィラリアには潜伏期間があるので、予防薬の投与開始は6月からで大丈夫だそうです。
動物病院に行くと、フィラリアの有無の血液検査から行ってくれますので、初めての方(子犬を飼い始められた方も)は、まずはワンちゃんと一緒に最寄りの動物病院にお出掛け下さいね。
毎年きちんとフィラリアの予防対策をされていらっしゃる方も、これからは動物病院が混雑して来ますので、なるべく早めにフィラリアのお薬を貰いに行ってあげて下さいね。
(獣医の義妹も、毎年、この季節は通常の診察とフィラリアの血液検査や処方作業が重なるので、大忙しです。)
フィラリア症の検査と予防薬にはお金が掛かりますが、フィラリア症になってしまった場合の処置に掛かるお金や苦しみながら生きるワンコの事を考えると、ワンコを飼ったからには、どうしても必要なお金だと思います。
また、お薬の量は、ワンコの体重によって決まってきますので、ワンちゃんの健康と、飼い主さんのお財布の為にも、日頃から標準体重を目指してあげて下さい。
自分のワンコが罹らないため、そして他のワンコ達にうつさないために、フィラリア予防対策を宜しくお願い致します。