お客様からワンコのお写真を頂きました。
アメリカンピットブルテリアという犬種のワンちゃんです。
このワンちゃんを検索すると、性格に獰猛な部分があり、危険な犬種として紹介されていることが多いです。
アメリカのケネルクラブではこの性格が影響してか?アメリカ生まれにも拘らず、正式な犬種として認められていないそうです。
ですが、私共のお客様となってくれたワンコ達は、みんなおとなしくて優しい、甘えん坊な所すらある子達ばかりです。
今回のお写真にも『私が帰るとグイグイくっついて甘えて来ます。』とのコメントがつけられていました。
日本で生まれたワンコ達は、獰猛な性格が出てきにくいタイプのピットブルの子孫なのでしょうか?
今の日本では<番犬>として迎えられるワンコは警察犬や自衛隊の歩哨犬など、職業としてのニーズを除くとごくわずかだと思います。
殆どが家族の一員としてお家に迎え入れられるワンコ達。優しい性格のワンコ達に越したことはありません。
『本来の性質を変えるとその犬種ではなくなる』と考えられる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、現在のワンコ達(犬種)の殆どは、いずれも人間が目的に応じて何らかの改良を加えてきた結果、生み出されたものばかりです。
それなら、現在のライフスタイルに合わせて、性質や持病を改善したワンコを生み出すことも、悪い事ではないと思うのですが、いかがでしょうか?
現代は、(自宅だけでなく周辺のコミュニティーも含めた)人の暮らしにワンコが合わせて生きなければならない状況です。
ワンコには犬種により、生まれついての特徴的な性質や体質があります。
ペットショップのケースの中で愛くるしい姿を見せる子犬達に心魅かれた時、是非、そのことを思い出して、一生家族としてお世話出来るかを一考して頂きたいと、ワンコ大好きな鎖屋兄弟達は考えます。
おまけの写真は、この夏から我が家の子として正式に迎えた柴ワンコ(8-9歳?)です。
我が家の暮らしに慣れようと、彼女なりに頑張ってくれているように思います。
今回のアメリカンピットブルテリア君用のご依頼内容については、次回以降でご紹介したいと思います。