ペット用品と一般用チェーン・鎖の製造メーカーです。
TEL:072-984-2314
FAX:072-982-1147

ワンコへの梅雨の準備はお済みですか?

TOP CHAIN 柳瀬製作所がある大阪も昨日から梅雨入りとなりました。

灰色の空からは時折、パラパラと小雨が降り、しっくりしないお天気でした。

今朝は9時過ぎまでは南の空に青空も見られたのですが、11時前には空全体が雲に覆われてしまいました。

人間であれば、「梅雨になったから暫くお散歩はお休みしよう」ということも可能ですが、ワンコにはこれは無理。

回数や距離の変更は仕方ないですが、全くお散歩しないわけにはいきません。

我が家のワンコもそうなのですが、梅雨の季節は、なるべく雨の止み間や小雨の時間帯に合わせてお散歩へ出掛ける事になるでしょうが、レインコートでカバーをしていても、足先やお腹付近が水跳ね等で濡れてしまいます。
レインコートなしであれば、頭、背中、胸、お腹、四肢、耳長犬では耳の先までがしっかりと濡れてしまいます。
体と地面との距離が近い小型犬や短足犬は、他の犬種以上に足から胸やお腹周りが濡れてしまいやすくなります。

濡れてしまうのは仕方がありませんので、今回は濡れて帰ってからのケアについて考えて見たいと思います。

頭から背中、我が家のワンコは耳長なので耳の先端まで、胸からお腹周り、そして四肢へと順番に拭いていきます。

この中で一番濡れが激しいのが、四肢、特に足先から足の裏に掛けては、幾ら気をつけて歩かせてもやっぱりビチャビチャです。

我が家ではまずオシッコシートの上に立たせて水分を吸わせてからタオル拭きを行っているのですが、やっぱり完全には乾き切りません。
お散歩は毎日複数回の事ですし、割合忙しい時間帯と重なってしまう為、シャンプー後のドライヤー掛けのような事は殆ど出来ません。

だからといって、ワンコの肉球や指の間はそのまま長く湿った状態にしておくと、細菌や真菌などにより炎症を起こしてしまったり、痒みでそこを噛む事により化膿を起こしてしまう可能性があります。
ワンコの足の裏と肉球

そこで早く乾かす為に、指周りや肉球付近の毛を少しカットしてあげましょう。(写真はまだ少し長め残しです)通気が良くなり、その分、乾燥も早まるはずです。私の印象ではありますが、拭きやすさもややアップしている感じがします。

足を掴まれる事を嫌がるワンコの場合は、自分でカットするのは少々危険ですので、プロのトリマーさんにお願いされるか、お手間ではありますがドライヤーで乾燥してあげて下さい。

次に必要なのが、ワンコの寝床の通気対策です。

お散歩回数が減った分、寝床でゴロンとしていたり、丸くなって眠っている時間が長くなっていませんでしょうか?

寝床がお留守にならないと中はなかなか乾きません。特に床に接している面はなおさらです。
ジメジメ布団は人間でも嫌ですし、犬にとってもストレスになるかもしれません。
また、何より湿気ているとカビやダニの発生が心配になります。

そこで、この寝床の底面を通気対策してあげます。
犬の寝床にすのこやパレットで通気性を

利用するのは“すのこ”です。ホームセンターなどで手軽に購入出来ますし、最近では小さめのものなど幾つかのサイズが販売されているようですのでワンコの寝床サイズに合わせて購入も出来そうです。
ただし、超小型犬や子犬の場合には、すのこの隙間に足が入ってしまわないかの安全確認だけはお願いします。
すのこは基本的に木製ですが、パレットやパネルであれば、プラスチック製のものもありますのでそれらを利用されるのも良いかもしれません。

ワンコを外飼いされておられる場合には、犬小屋の扉や、柵の扉などの、開閉・稼働箇所に定期的に潤滑剤をさすなどして、錆止め処理をしてあげて下さい。
(ワンコが舐めたりしないように気をつけてあげて下さい)

チェックして欲しい箇所ナスカンのピン部分

チェックして欲しい箇所ナスカンの回転部分

係留用チェーンについても、この機会に、チェーンを固定している部分に磨り減りや変形は無いか?ナスカンの回転部分の磨り減りやノックピンの動きはどうかなど、一度念入りにチェックして下手下さい。
チェックして欲しい箇所チェーンの固定部分とチェーン

特にチェーンを固定している部分は日頃意識しない方が大半かと思われますのでぜひ、この機会を利用してチェックしてみて下さいね。(過去には想像以上の大きな磨り減りに気づかれたお客様もいらっしゃいましたので)
リードをお使いの方についても先端にはナスカンが付いているはずですので、それらナスカン類のチェックをお願いします。

鉄製チェーンには表面にメッキ処理が施してありますが、メッキ皮膜自体は薄いものなので、使用に伴い地面でこすれたりすると、傷がついたり剥がれ落ちたりしてしまいます。
そうして鉄生地が露出してしまいますと、水濡れによりすぐに赤錆を作ってしまいます。濡れたままの時間が長くなる梅雨から夏場に掛けては赤錆の発生も顕著になってきます。
赤錆によりワンちゃんや犬小屋周りが汚れてしまったり、赤錆の進行によりチェーン自体の強度も低下してきてしまいます。

小さな錆には市販の錆止め剤入り潤滑剤で

小さな錆であれば防錆剤入りの潤滑スプレーをこまめにかけてあげる事で進行を遅らせることは可能ですが、大きな錆の場合には、ペンキやスプレー塗料でメッキが剥がれた部分をコーティングしてあげなければなりません。
ただし、これら塗料類も地面で擦られるとメッキ皮膜と同様に傷ついたり剥がれてしまったりしますので、こまめなチェックと塗り直し作業をお願い致します。
(いずれもワンコが舐めたりしないように気をつけてあげて下さい)

私共TOP CHAIN 柳瀬製作所ではSUS304ステンレス製の係留用チェーンやチェーンカラー類の製作を得意にしている町工場です。
ステンレス製係留用チェーン

梅雨に入るこれからの時期、そして海や山などアウトドアに出掛ける機会が増える夏場の使用も考えられるのでしたら、錆に強くて長く綺麗に使えるステンレス製チェーン類のご使用をお勧め致します。

興味を持たれた方、ご質問がある方、お気軽にメール、電話、FAXでご一報下さい。鎖屋兄弟達が長い経験を踏まえた上で、一生懸命にお答えさせて頂きます。

お問い合わせは メール (お使いのメールソフトが立ち上がります)お問い合わせフォームお問い合わせフォームページお電話 にてどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA